2009年、国立西洋美術館は50周年を迎えます。

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50周年事業募金(募集は終了しました)

平成20年9月から募集を開始した「国立西洋美術館創立50周年記念事業募金」は、 皆様の多大なご支援・ご協力のおかげで、平成21年12月27日をもちまして終了いたしました。ご寄附くださいました皆様に心より御礼申し上げます。
本事業募金の収支報告につきまして、下記のとおりご報告させていただきます。
>>募金収支報告
また、同内容につきましては、ゼフュロス第42号にも掲載しております。

国立西洋美術館創立50周年記念事業募金趣意書

謹啓

 貴台には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。日頃から国立西洋美術館の展覧事業、研究活動のために格別のご支援を賜り、深く感謝申し上げます。

 国立西洋美術館はフランス政府から寄贈返還された松方コレクション(印象派の絵画及びロダンの彫刻を中心とするフランス美術コレクション)を基礎に、西洋美術に関する作品を広く公衆の観覧に供する機関として、1959年(昭和34年)4月に発足しました。以来、広く西洋美術全般を対象とする唯一の国立美術館とし、展示事業を中心に西洋美術に関する作品及び資料の収集、調査研究、修復保存、教育普及、出版物の刊行等を行ってまいりました。また、平成13年度の国立美術館の法人化を契機に、我が国における芸術文化の創造と発展、国民の美的感性の育成を使命とした西洋美術振興の中心的拠点として、西洋美術作品の鑑賞機会をより多くの国民に提供するため、努力しているところであります。

 しかし、本美術館がより多くの国民に鑑賞機会を提供し、美術振興の中心的拠点として活動するためには、さらなる飛躍的な展開が必要と考えております。このため、創立50周年に当たり、本美術館の今後の展示事業、研究活動の展開の趣旨に賛同される諸企業、個人、職員(現職及びOB)の方々などに寄附を仰ぎ、ご支援いただくことにいたしました。

 募金は、平成21年度に実施する記念展覧会、式典、出版物などの50周年記念事業の実施に必要な経費に充当するとともに、国民の多様化するニーズに応えられるよう展示事業、研究活動などに充当する予定です。

 つきましては、経済情勢厳しき折誠に心苦しく存じますが、本美術館が今後自立的に活動できるよう、何卒この「国立西洋美術館創立50周年記念事業募金」の趣旨にご理解とご賛同を賜り、格別のお力添えをいただけますよう、切にお願い申し上げます。

謹白
平成20年9月
国立西洋美術館長
青柳正規