2009年、国立西洋美術館は開館50周年の年を迎えました。

国立西洋美術館はフランス政府より寄贈返還された松方コレクションを収蔵公開する施設として設置され、1959(昭和34)年6月10日に東京・上野公園内に開館しました。以来、西洋美術全般を対象とする唯一の国立美術館として、西洋美術に関する展覧会、作品収集、調査研究、教育普及、出版物の刊行などの事業に取り組んできました。

2001(平成13)年4月には独立行政法人国立美術館が発足し、国立西洋美術館は独立行政法人国立美術館が設置する美術館の一つとなりました。独立行政法人国立美術館の使命はわが国における芸術文化の創造と発展、国民の美的感性の育成にあります。そのなかで当館は、「昭和30年10月8日に日本国政府及びフランス政府間に成立した合意に基づきフランス政府から日本国政府に寄贈された美術に関する作品(松方コレクション)並びに西洋美術に関する作品及び資料を収集し、保管して鑑賞機会を提供し、あわせてこれらに関連する調査研究及び事業を行う」という役割を果たしています。

本サイトは「国立西洋美術館開館50周年記念事業」の一環として皆様に50周年記念に関する様々な情報を発信することを目的として設置されたものです。今年1年を通して、様々な展覧会やイベントの開催を予定しておりますので、随時更新される情報をご確認いただければ幸いです。

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2010.5.30
開館50周年関連事業は終了しました。
2008.8.4
開館50周年特設サイトを開設しました。