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作品紹介

18世紀
(ロココ美術など)

写真:ユベール・ロベール モンテ・カヴァッロの巨像と聖堂の見える空想のローマ景観/<br>マルクス・アウレリウス騎馬像、トラヤヌス記念柱、神殿の見える空想のローマ景観)

この一対をなす作品は、イタリアから帰国後、ロベールの筆致が最も円熟した時期に制作されたものである。彼の数多くの風景画に見られるように、この《ローマのファンタジー》においても、例えば、カンピドリオ広場にあるマルクス・アウレリウス帝騎馬像やトラヤヌス帝記念柱など、実際には別々の場所にある古代の有名な作品が、一画面上に複合構成されている。
ロベールは1782年および91年にロシアの女帝エカテリーナから招きを受けるほど、当時のロシアでも高く評価されていたが、ロシアには赴かず、その代わりに数多くの作品を同地に送った。ロシア貴族旧蔵のこの両作品もその一部なのかも知れない。

(出典: 国立西洋美術館名作選. 東京, 国立西洋美術館, 2006. cat. no. 53/54)

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