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美術館の歴史

1951(昭和26)年4月 大正5年頃から昭和3年頃までの間、当時株式会社川崎造船所の社長であった故松方幸次郎氏がヨーロッパ各地で集めた絵画、彫刻等いわゆる松方コレクションは、サンフランシスコ平和条約により、連合国の管理下にある日本国民の財産として、フランス政府の所有に帰す。しかし同条約調印の際、日本国全権吉田首相はフランス国全権シューマン外相に対し同コレクションの返還方を考慮されたい旨申し入れ、以後この交渉は日仏両国政府間の交渉に移される。
1953(昭和28)年6月 フランス大使から外務大臣あてに覚書提出。日本側が東京にフランス美術館を創設することがコレクション返還の不可欠の条件である旨の要望が出る。
7月 外務大臣からフランス大使に対し、フランス美術館設置に必要な措置をとる旨を確認。
12月 「松方コレクション受入れについて」の閣議了解がなされ、日本政府において「フランス美術館」(仮称)を設置することとし、その準備を進めることとなった。これより文部省に「フランス美術館」(仮称)設置準備協議会設置。
1954(昭和29)年5月 「松方氏旧蔵コレクションの受入れについて」閣議決定があり、国立の美術館を新設すること、敷地は上野公園地域内にすること等の施策が認められる。
1955(昭和30)年3月 国立フランス美術館(仮称)の建築設計者としてル・コルビュジエ氏を、また日本側協力者として坂倉準三氏、前川國男氏、吉阪隆正氏を決定。
1958(昭和33)年12月 ド・ゴール大統領の行政命令により松方コレクション返還許可。
1959(昭和34)年1月 フランス政府─日本政府間の松方コレクション寄贈返還の正式調印。
3月 国立西洋美術館建物落成。
4月 文部省設置法の施行により国立西洋美術館設置。
  日本郵船の浅間丸にて寄贈返還美術作品が横浜港中央桟橋に到着。
6月 開館式、一般公開。
1960(昭和35)年5月 開館1周年を記念して、松方コレクション名作選抜展を開催。
1964(昭和39)年7月 講堂、事務庁舎が竣工。
1967(昭和42)年8月 新館建設用地として、隣接する寛永寺所有地1,488平方メートルを買収。
1968(昭和43)年6月 新館建設用地として、前年度に引続き、隣接する寛永寺所有地720平方メートルを買収。(計2,208平方メートル)
  文部省設置法の一部改正(文化庁の設置)により、国立西洋美術館は文化庁附属機関となる。
1969(昭和44)年3月 売札所竣工。
6月 開館10周年記念式典を挙行、本館入口に記念碑設置。
1975(昭和50)年5月 新館建設調査委員会を設置し、基本構想策定。
7月 新館基本設計を前川國男建築設計事務所に委託。
1979(昭和54)年5月 新館竣工。
11月 新館開館記念特別展「ヨーロッパ巨匠素描展」を開催。
1984(昭和59)年7月 文部省設置法の一部改正により、国立西洋美術館は文化庁の施設等機関となる。
1985(昭和60)年3月 売札所等改修工事完了。
1989(平成元)年6月 開館30周年記念の展示並びに特別展として、ロダン─「地獄の門」展を開催。
  開館30周年を記念し、国立西洋美術館三十年史を発行。
11月 整備調査委員会を設置し、中長期整備計画の審議を開始。
1992(平成4)年1月 整備調査委員会、中間報告書(答申)を提出。
1993(平成5)年10月 前庭地下展示場「21世紀ギャラリー」(仮称)の基本計画を策定。
1994(平成6)年2月 企画展示館建設工事のため前庭彫刻撤去ならびに保管。
4月 バーンズ・コレクション展において、過去最高の100万人を越す入場者を記録。
6月 本館の壁面改修工事終了。
1995(平成7)年3月 国立西洋美術館の支援を主とした財団法人西洋美術振興財団が設立される。
8月 21世紀構想検討委員会(略称プロジェクト21)設置。
1996(平成8)年9月 「西美からのメッセージ」〔国立西洋美術館21世紀将来構想〕刊行。
11月 ホームページ試験運用開始(平成10年4月に正規の一般公開に移行)
1997(平成9)年3月 国立西洋美術館ニュース「ZEPHYROS」創刊。
12月 企画展示館竣工。
1998(平成10)年3月 本館耐震改修(免震化)等工事終了。
4月 本館・新館リニューアル・オープン。
9月 企画展示館開館記念特別展「イタリアの光─クロード・ロランと理想風景」展を開催。
11月 本館が「公共建築百選」(建設省)の顕彰を受けた。
1999(平成11)年1月 新展示場開館記念特別展「ゴヤ 版画にみる時代と独創」展を開催。
3月 ロダン作「地獄の門」の設置工事(修復・免震化〉完了。
  国立西洋美術館40周年記念特別展「エルミタージュ美術館所蔵 イタリア・ルネサンス美術展フィレンツェとヴェネツィア」展を開催。
5月 資料コーナー、「デジタルギャラリー: 超高精細画像検索表示システム」運用開始(2006年8月に運用終了)。
7月 国立西洋美術館40周年記念特別展「記憶された身体─アビ・ヴァールブルクのイメージの宝庫 アルベルティーナ版画素描館/オーストリア国立図書館より」展を開催。
9月 国立西洋美術館40周年記念特別展「オルセー美術館展1999─19世紀の夢と現実」展を開催。
2000(平成12)年3月 新館第三展示室(版画素描室)改修工事完了。
前庭彫刻(ロダン作「考える人」「カレーの市民」)免震化工事完了。
8月 開館以来の入館者が2,500万人を超す。
2001(平成13)年3月 版画素描室改装記念 小企画展「国立西洋美術館所蔵 フランス素描名作展」を開催。
4月 独立行政法人国立美術館法に基づき独立行政法人国立美術館が発足し、国立西洋美術館は独立行政法人国立美術館が設置する美術館となる。
2002(平成14)年3月 研究資料センターを開設。
  常設展示の小・中学生観覧料を無料化。
4月 国立西洋美術館インターンシップ制度を発足。
  東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻の教育研究における連携・協力の実施。
6月 版画素描閲覧室、収蔵庫を新たに設置。
  企画展示館、展示作品安全柵(結界)設置。
2003(平成15)年3月 前庭彫刻(ロダン作「アダムとエヴァ」)の設置工事(修復・免震化)完了。
  展示場内扉のバリアフリー(自動扉化)工事完了。
2004(平成16)年1月 年始の休館日数を短縮し、1月2日から開館。
3月 前庭彫刻(ブールデル作「弓を引くヘラクレス」)免震工事完了。
  インターネット上に蔵書検索システム(OPAC)を公開。
6月 国立西洋美術館ボランティア活動開始。
2005(平成17)年2月 企画展示場内扉のバリアフリー(自動扉化)工事完了。
11月 版画素描閲覧室を開設。
2006(平成18)年2月 本館身障者便所改修工事完了。
11月 「ウェル.com美術館」サービス・トライアル(映像ガイド、オンデマンド印刷サービス運用実験)の実施(11月3日から11月19日まで)。
12月 本館休憩コーナー設置。
2007(平成19)年4月 国立美術館キャンパスメンバーズ開始。
6月 OPEN museum」事業にセイコーエプソン株式会社、エプソン販売株式会社の支援が決定。
7月 Suica電子マネー決済を導入。
国立西洋美術館Webサイトをリニューアル
9月 フランス政府が関係各国共同で進める世界遺産登録計画(「ル・コルビュジエの建築と都市計画」)の構成資産の一つとして、本館の世界遺産暫定一覧表(日本)への掲載ならびにフランス政府への世界遺産推薦書暫定版提出を日本政府が決定。(国の世界遺産暫定リスト掲載物件はこちらユネスコの世界遺産暫定リストはこちら
本館の資料調査、現状調査並びに歴史調査を完了、『国立西洋美術館本館歴史調査報告書』を刊行。
フランス政府が「ル・コルビュジエの建築と都市計画」関係国(7カ国)分を取りまとめ、本館の世界遺産推薦書(暫定版)を世界遺産センターへ提出。
12月 本館を国の重要文化財に指定することを、文化審議会より文部科学大臣に答申。(文化庁プレスリリースはこちら(PDFファイル約240KB)
本館が国の重要文化財(建造物)指定を受ける(平成19年12月21日号外291号文部科学省告示第145号)。
2008(平成20)年1月 本館の世界遺産登録推薦を政府が正式に決定。
新館空調設備改修工事着工。
フランス文化・コミュニケーション省(パリ)において、「ル・コルビュジエの建築と都市計画」推薦書署名式を開催。
2月 フランス政府が「ル・コルビュジエの建築と都市計画」関係国(6カ国)分を取りまとめ、現地時間2月1日に、本館の世界遺産推薦書をユネスコ世界遺産センターへ提出。
3月 高校生および18歳未満の無料化を実施。
国立西洋美術館Webサイトにおいて国立西洋美術館所蔵作品データベースを公開。
台東区が「台東区国立西洋美術館世界遺産登録推進会議」を発足。
6月 「国立西洋美術館世界遺産登録上野地区推進委員会」が発足。
10月 ユネスコの諮問機関イコモス(ICOMOS:国際記念物遺跡会議)による、世界遺産登録のための現地調査(10月23日から24日まで)
2009(平成21)年2月 新館空気調和設備その他工事(建築・電気設備・機械設備)竣工。
6月 国立西洋美術館が開館50周年を迎える。(開館記念日:6月10日)
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