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レンブラントとレンブラント派─聖書、神話、物語

  • レンブラントとレンブラント派─聖書、神話、物語
  • 2003(平成15)年9月13日- 2003(平成15)年12月14日
  • 会場:
    国立西洋美術館
    出品点数:
    絵画63点、版画29点、計92点
    入場者数:
    272,526 人

レンブラントは17世紀オランダを代表する画家です。自画像を含む多くの肖像画を残したことで知られ、また、聖書に由来する主題をもつ多数の絵画や版画も広く親しまれています。ところで、レンブラントが活躍した17世紀のオランダは、風景画、風俗画、あるいは、静物画などといった自然主義的な題材を扱う絵画がかつてないほどの隆盛を誇った時代でした。フェルメールやヤーコプ・ファン・ライスダールといった画家の風俗画や風景画は、まさしくレンブラントと同時代の作品だったのです。 素描や版画では身の回りの光景をさかんに描写したレンブラントでしたが、ごく少数の例外を除いて、この画家が風景画や風俗画を制作することはありませんでした。レンブラントが終生の課題として取り組んだ分野は、肖像画を別にすれば、物語画、つまり聖書や神話などに由来する主題をもつ作品でした。当時の画家の選択として、これは必ずしも普通のことではなかったのかもしれません。 なぜ、レンブラントは物語画家を志したのでしょうか。そして、なぜ、他の画家は、例えば、風景画家となり、風俗画家となったのでしょうか。この展覧会は、物語画が必ずしも幅広く支持されたとは言えない時代にあって、物語画家としての道を選び、そして、名声を勝ち得たレンブラントとその時代の接点を探りながら、レンブラントと17世紀オランダ絵画について新たな光をあてようとする試みです。

アムステルダム国立美術館とベルリン国立絵画館は、レンブラントをはじめとする17世紀オランダ絵画の宝庫として世界中に知られています。本展にはこの両館からレンブラントの傑作6点を含むオランダ絵画の貴重な作品が多数出品されます。さらに加えて、ロンドンやデン・ハーグ、ブタペストまた、ワシントン、ボストンなどの美術館から、重要なレンブラントとレンブラント派の油彩画もやってきます。レンブラントと17世紀オランダ絵画に関心をもつ人々にとって、この展覧会はまたとない機会を提供するに違いありません。

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