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2022年
リニューアルオープン記念講演会 第2弾
「うつりゆく光景――ル・コルビュジエの広場から」
(国立西洋美術館講堂/Zoomを使用したオンライン開催・要事前申込)
2022年4月9日(土)にリニューアルオープンした国立西洋美術館は、ル・コルビュジエの設計意図が正しく伝わるように、前庭の工事を行いました。リニューアルオープン記念講演会第2弾となる本講演会では、オンライン・レクチャー「ル・コルビュジエと国立西洋美術館※」の続編として、当館専門員の福田京が前庭の復原工事について詳しくお話しするほか、京都工芸繊維大学教授の松隈洋氏にル・コルビュジエと日本というテーマでご講演いただきます。最後の座談会では、文化庁文化遺産国際協力室主任文化財調査官の西和彦氏をモデレーターに迎え、2人の講演者とともに、近現代建築の世界遺産登録や、ル・コルビュジエが彼の弟子である3人の日本人建築家に与えた影響、とりわけ広場を介した関係などについてお話しいただきます。
※国立西洋美術館YouTube公式チャンネルで配信中。以下のURLよりご視聴ください。
https://youtube.com/playlist?list=PLjMPe9tntL7H8SbCchs4GNJ23SY2scrgg
- 日時:
- 2022年5月14日(土)14:00~16:00(開場は13:30より)
- プログラム:
- 開会
14:00 (開場 13:30)
ご挨拶・注意事項 久保田 有寿(国立西洋美術館 特定研究員)- 講演1
- 14:10 ~ 14:40
福田 京(国立西洋美術館 専門員)「前庭の復原工事について」 - 講演2
- 14:40 ~ 15:20
松隈 洋(京都工芸繊維大学 教授)「ル・コルビュジエと日本」
※リモートでの講演となります。 - 座談会
- 15:20 ~ 16:00
モデレーター:西 和彦
(文化庁文化資源活用課文化遺産国際協力室 世界文化遺産部門 主任文化財調査官) - 閉会
- 16:00
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)/Zoom Webinarを使用したオンライン配信
- 定員:
- [会場参加]65名、[オンライン参加]500名(聴講無料。いずれも要事前申込、先着順。定員になり次第締め切ります。)
- 参加方法:
- 以下のリンク先の参加申込フォームに必要事項をご記入のうえ、お申込みください。
※お申込み受付を締め切りました。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
※新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、会場での参加人数を制限しております。
※新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、中止になる場合があります。
中止の場合は当館ホームページ及び公式Twitterでお知らせしますので、事前にご確認をお願いします。
リニューアルオープン記念講演会
「調和にむかって:ル・コルビュジエ芸術の第二次マシン・エイジ――大成建設コレクションより」
(国立西洋美術館講堂/Zoomを使用したオンライン開催・要事前申込)
2022年4月9日(土)にリニューアルオープンする国立西洋美術館では、当館本館の設計者として知られるル・コルビュジエの晩年の作品を、大成建設株式会社からの寄託作品を中心にご紹介する小企画展「調和にむかって:ル・コルビュジエ芸術の第二次マシン・エイジ――大成建設コレクションより」を開催いたします。当館のリニューアルオープンならびに本展の開催を記念して、大成建設ギャルリー・タイセイ学芸員の林美佐氏にコレクションの概要や特徴についてご講演いただくほか、当館リサーチフェローで本展を企画したロバート・ヴォイチュツケがル・コルビュジエの美術館構想や展覧会の内容について話します。
- 日時:
- 2022年4月23日(土)14:00~16:00(開場は13:30より)
- 登壇者・発表内容:
林 美佐(大成建設ギャルリー・タイセイ学芸員)
「大成建設のル・コルビュジエ・コレクションについて」
ロバート・マクシミリアン・ヴォイチュツケ(国立西洋美術館リサーチフェロー/本展企画者)
「ただの美術館?――なぜ国立西洋美術館は世界遺産なのか」※英語(逐次通訳あり)- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)/Zoom Webinarを使用したオンライン配信
- 定員:
- [会場参加]65名、[オンライン参加]500名(聴講無料。いずれも要事前申込、先着順。定員になり次第締め切ります。)
- 参加方法:
- 以下のリンク先の参加申込フォームに必要事項をご記入のうえ、お申込みください。
※お申込み受付を締め切りました。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
※新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、会場での参加人数を制限しております。
※新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、中止になる場合があります。中止の場合は当館ホームページ及び公式Twitterでお知らせしますので、事前にご確認をお願いします。
2020年
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
オンライン・レクチャー
配信期間:2020年10月5日(月)〜2021年1月31日(日)まで【配信終了】
荒川裕子(法政大学教授)
「イギリス風景画に見る伝統と革新」
- 第一部:
- 風景画の「伝統」を求めて
- 第二部:
- 「ピクチャレスク」の風景美学
- 第三部:
- ナチュラリズムの誕生と展開
講演会※開催中止
日時:2020年3月3日(火)14:00〜15:30 ※同時通訳付きガブリエレ・フィナルディ(ロンドン・ナショナル・ギャラリー館長)
「ロンドン・ナショナル・ギャラリー:全ての人のための名画コレクション」
日時:2020年4月11日(土)14:00〜15:30上原真依(愛媛大学准教授)
「《聖エミディウスを伴う受胎告知》の世界:カルロ・クリヴェッリとロンドン・ナショナル・ギャラリー」
日時:2020年5月9日(土)14:00〜15:30荒川裕子(法政大学教授)
「イギリス風景画に見る伝統と革新」
日時:2020年5月23日(土)14:00〜15:30川瀬佑介(国立西洋美術館主任研究員)
「イギリスにおけるスペイン絵画の発見」
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 各回先着130名(聴講無料。ただし聴講券と本展の観覧券(半券可)が必要です。)
- 参加方法:
- 当日12:00より、館内インフォメーションにて、本展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。会場へは開演の30分前からご入場いただけます(整理番号順)。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
2019年
ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史
講演会
日時:2019年10月19日(土)14:00〜15:30 13:00〜14:30 ※同時通訳付き ※都合により開催時間が変更になりました。ご了承ください。
フランチェスカ・デル・トッレ=ショイヒ(ウィーン美術史美術館イタリア・ルネサンス美術担当学芸員)
「イタリア美術コレクターとしてのハプスブルク家」
日時:2019年11月30日(土)14:00〜15:30
山之内克子(神戸市外国語大学教授)
「世界支配者はなぜ美術品を蒐集したのか―芸術コレクションにみるハプスブルク家の横顔」
日時:2020年1月11日(土)14:00〜15:30
中田明日佳(国立西洋美術館主任研究員)
「ハプスブルク家のコレクション―神聖ローマ皇帝ルドルフ2世を中心に」
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 各回先着130名(聴講無料。ただし聴講券と本展の観覧券(半券可)が必要です。)
- 参加方法:
- 当日12:00より、館内インフォメーションにて、本展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。会場へは開演の30分前からご入場いただけます(整理番号順)。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
スペイン・ラテンアメリカ美術史研究会冬季研究会:招聘講演・シンポジウム
「ピカソとバルセロナ」
- 日時:
- 2019年12月7日(土)13:00 〜 17:20
- 会場:
- 国立西洋美術館 講堂(地下2階)
- 主催:
- スペイン・ラテンアメリカ美術史研究会、国立西洋美術館
- 後援:
- 在日スペイン大使館、インスティトゥト・セルバンテス東京
- 定員:
- 先着130名(聴講無料。)
※参加ご希望の方は当日直接講堂(地下2 階)においでください。会場へは開演の20分前からご入場いただけます(自由席)。
なお、開催中の「ハプスブルク展」や常設展をご覧になる場合は別途、観覧券(有料)が必要です。
科学研究費基盤(C)「ムダルニズマ絵画研究
-ルシニョルとカザスを中心に-」(研究代表者:木下亮)
プログラム:
- 開会
- 13:00 (開場 12:40)
- 趣旨説明
- 木下 亮(昭和女子大学)
- 講演
- 13:20 〜 15:00
- 講演者紹介
- 松田 健児(慶應義塾大学)
アドゥアル・バジェス (カタルーニャ美術館 近現代美術主任学芸員)
「ピカソとバルセロナ ―ムダルニズマから青の時代へ
Eduard Vallés "Picasso y Barcelona: Del Modernismo al período azul "
*スペイン語(通訳あり)
- 研究報告
- 15:20 〜 16:20
「ピカソとエル・グレコ:ムダルニズマとの最初の接点」 松田 健児
「ピカソの1917年バルセロナ滞在」 久保田 有寿(国立西洋美術館)
「ピカソと戦前の日本 ―ピカソ受容の補助線」 塚田 美香子(実践女子大学)
- 討議
- 16:40〜17:20
- 閉会
- 17:20
ジャポニスム学会国際シンポジウム2019 「人の移動とジャポニスム」
19世紀半ばの開国と同時に、外交官、お雇い外国人、商人、観光客が日本を訪れ、街並みや風習、職人技や出会いの経験を日記や書簡に記し、工芸品を持ち帰りました。一方、日本から欧米へも、ビジネスや興行、留学や移住を目的とした多様な人の移動があり、彼らは他者の表象となりました。地球上のさまざまな場所で交差したこれらの人の移動は、どのようにジャポニスムの原動力となったのでしょうか。美術品などの物の移動から視点を変えて、人の移動を再検討することで、近代から現代に至るジャポニスムの多種多様な新たな意味を理解することができるでしょう。
2019年のジャポニスム学会国際シンポジウムは、旅と移動がもたらしたジャポニスムに関する研究と議論を掘り下げようとするものです。
日時:2019年10月5日(土)9:30〜17:00(開場受付は9:00より)
会場:国立西洋美術館講堂(地下2階)
主催:ジャポニスム学会、国立西洋美術館、公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団
定員:先着120名(聴講無料。事前申し込みが必要。申込み方法は下記をご覧ください。)
使用言語:日・英(※同時通訳つき)
登壇者、 発表内容:
ご挨拶: 馬渕明子(ジャポニスム学会会長、国立西洋美術館長)
中村弘志(公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団常務理事)
第1部 夢想の日本: 情報発信と日本からの移動 司会:遠藤 望
・井戸桂子(駒沢女子大学教授)「日本から世界へ 〜日光の場合〜」
・フィリス・フロイド(ミシガン州立大学准教授)「日本の“名所”と西洋における旅行ガイド」
・鈴木順二(慶應義塾大学名誉教授)「園芸のジャポニスムに関わったフランス在住日本人―畑和助と協力者たち」
・落合桃子(福岡大学講師)「秋田の医家に生まれ、ドイツで日本美術専門家になる―原震吉の生涯と仕事」
・ウェイン・E.アーノルド(北九州市立大学准教授)「ヘンリー・ミラーとジャポニスム:遠方の動向」
第2部 夢想の実現 日本への移動 司会:石井元章
・モニカ・ブラウ(文筆家)「ジャポニスムの先駆者―スウェーデン人植物学者・医師カール・ペーター・ツンベルク(トゥーンベリ)とその滞日(1775-1776)がもたらしたもの」
・ステーファノ・トゥリーナ(美術史家)「絹糸とジャポニスム―イタリアおよびその他の諸国における日本の文物の広まりに果たしたイタリア人蚕種商人の役割」
・稲賀繁美(国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学教授)「エミール・ギメとフェリックス・レガメの日本訪問 1876-1877」
・ドヴ・ビング (ワイカト大学名誉教授)「ジークフリート・ビングとその一族: ヤコブ・サミュエル・レナー、ミカエル・ベア、ジークフリートとオーギュスト・ビング、そしてマルセル・ビング」
・ジル・マスタルスキ(東京国際フランス学園歴史学教諭)「中欧から日出る国を訪れた最初のジャポニスムの画家―ユリアン・ファワト(1853-1929)の日本旅行とその作品に現れた日本の美術および美学の影響」
全体質疑およびディスカッション 司会:井戸桂子
申込方法
下記①~③をご記載のうえ、学会宛お申し込みください。
①お名前
②会員/一般の区別
③メールアドレスまたはFax番号
申込先 ジャポニスム学会 メール(japonisme@world-meeting.co.jp)またはFax(03-3341-1830)
- 申込期間
- 学会員先行受付 ~2019年9月7日(土)
一般受付(学会員も可)2019年9月10日(火)~9月28日(土)
先着順に参加証をお送りいたします。定員に達し次第締め切らせていただきます。受付状況は学会ホームページでご確認ください。お送りいただいた個人情報については、本シンポジウムの事務連絡のみに使用します。
松方コレクション展
講演会
日時:2019年6月11日(火)14:00~15:30※同時通訳つき
ブリュノー・マルタン(フランス文部省・建築文化財メディアテーク)
「写真家ピエール・シュモフのカメラがとらえた松方コレクション」
日時:2019年6月15日(土)14:00~15:30
邊牟木尚美(国立西洋美術館研究員)
「松方コレクション展と作品修復」
日時:2019年7月20日(土)14:00~15:30
宮崎克己(昭和音楽大学教授)
「印象派ブームわき起こる~第一次大戦直後の日本」
日時:2019年9月7日(土)14:00~15:30
陳岡めぐみ(国立西洋美術館主任研究員)
「松方コレクション 百年の流転」
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 各回先着130名(聴講無料。ただし聴講券と本展の観覧券(半券可)が必要です。)
当日12:00より、館内インフォメーションにて、本展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。
会場へは開演の30分前からご入場いただけます(整理番号順)。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
モダン・ウーマン―フィンランド美術を彩った女性芸術家たち
国際シンポジウム
「近代の女性芸術家たち:フィンランドと日本」
日時:2019年6月21日(金)14:00~18:00※同時通訳つき
- 登壇者:
- アンナ=マリア・フォン・ボンスドルフ(フィンランド国立アテネウム美術館主席学芸員)
アヌ・ウトリアイネン(フィンランド国立アテネウム美術館上級研究員)
アンナ=マリア・ウィルヤネン(フィンランドセンター所長)
児島 薫(実践女子大学教授) - 主催:
- 国立西洋美術館
- 助成:
- 、公益財団法人吉野石膏美術振興財団
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 先着130 名(聴講無料。ただし、聴講券と観覧券(半券可)が必要です。)
当日12:00より、館内インフォメーションにて、観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。
会場へは、開演の30 分前からご入場いただけます(整理番号順)。
※シンポジウムのタイトル、内容等は変更となる場合があります。
講演会
日時:2019年7月13日(土)14:00~15:30
佐藤直樹(東京藝術大学准教授)
「ヘレン・シャルフベックと写真―バーン=ジョーンズ作品の複製写真による影響」
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 各回先着130名(聴講無料。ただし聴講券と観覧券(半券可)が必要です。)
当日12:00より、館内インフォメーションにて、観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。
会場へは開演の30分前からご入場いただけます(整理番号順)。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
日本・ギリシャ修好120周年記念講演会
「日本とギリシャ:それぞれの文化遺産の保存と修復 コルフ島とサラミナ島」
2019年は日本とギリシャが外交関係を結んで120年になります。それを記念して、国立コルフ・アジア美術館長デスピナ・ゼルニオティ氏と、共立女子大学教授の木戸雅子氏による講演会を行います。
国立コルフ・アジア美術館は、1890年代から1910年代に外交官であったグレゴリオス・マノスという人物がウィーンやパリで集めた日本美術作品を所蔵するギリシャ唯一の東洋美術館です。館長であるゼルニオティ氏は、ギリシャにおける日本文化・芸術の理解促進に貢献してきたこれまでの功績により、平成30年度外務大臣表彰を受賞しました。また、木戸氏は、ポストビザンティン美術の専門家として、サラミナ島にあるパナギア・ファネロメニ修道院聖堂を日本の資金によって修復させ、その図像プログラムの研究をしています。その功績からサラミナ名誉市民の称号が授与されました。
本講演会では、ギリシャにおける日本美術の研究と日本人の手によるギリシャの教会堂修復事業という、2つの国の美術に関する重要な仕事を紹介します。国立西洋美術館では、2020年東京オリンピック・パラリンピックの時期に開催する企画展において、古代ギリシャのオリンピックに関わる作品をギリシャから出品していただく予定です。
2019年の修好120周年記念の年のみならず、その後も引き続き豊かな文化交流が続くことを願い、この講演会を開催します。
- 日時:
- 2019年8月31日(土)14:00~17:00 ※日英同時通訳つき
- 登壇者:
- デスピナ・ゼルニオティ(国立コルフ・アジア美術館長)
木戸雅子(共立女子大学教授) - 主催:
- 国立西洋美術館
- 助成:
- 公益財団法人 石橋財団
- 後援:
- ギリシャ大使館、日本ギリシャ協会
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 先着130名(聴講無料。ただし聴講券が必要です。)
当日12:00より、館内インフォメーションにて、お一人につき一枚聴講券を配付します。会場へは、開演の30分前からご入場いただけます(整理番号順)。
国際シンポジウム
「カタログ・レゾネ──デジタル時代のアーカイヴとドキュメンテーション」
美術に関するアーカイヴの重要性が近年注目されています。美術史研究では、特定の芸術家や美術館、コレクションの全作品を網羅した書物のことを「カタログ・レゾネcatalogue raisonné」と呼び、作家・コレクションに関する必須の文献とみなしていますが、その編纂に際し、作家・作品研究とともに、アーカイヴ資料(手紙、日誌、作品売買記録、所蔵品台帳、写真記録、画廊ラベル等)やドキュメンテーション資料(新聞・雑誌記事、展覧会冊子等)がきわめて重要な役割を果たしていることは見落とされがちです。そこでデジタル時代において一層の重要性を増しつつあるカタログ・レゾネに着眼点を置きつつ、その編纂過程で重要な役割を果たすアーカイヴ資料、ドキュメンテーション資料について多様な視点から考察します。
本シンポジウムは19世紀フランス美術に関するカタログ・レゾネ編纂拠点として世界に名高いウィルデンスタイン・プラットナー研究所と国立西洋美術館とが共同で開催するものです。美術史研究の視点からアプローチすることで、従来アーカイヴの文脈では等閑視されてきた新しい論点の提示を試みます。
- 日時:
- 2019年7月10日(水)10:00~17:30
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 主催:
- ウィルデンスタイン・プラットナー研究所、国立西洋美術館
- 後援:
- 美術史学会、日本アーカイブズ学会、全国美術館会議
- 料金:
- 無料(展覧会鑑賞は含まれません。展覧会ご鑑賞には別途観覧券が必要です。)
- 定員:
- 先着90名(事前申し込みが必要。申込み方法は下記をご覧ください。)
- 使用言語:
- 日・英(※同時通訳つき)
- 登壇者、発表内容:
・エリザベス・ゴレイエブ(ウィルデンスタイン・プラットナー研究所所長)「ウィルデンスタイン・プラットナー研究所──デジタル世代に向けての新しいカタログ・レゾネとアーカイヴ調査」
・フロランス・ソニエ(ウィルデンスタイン・プラットナー研究所パリ事務所長)、ソフィ・ピエトリ(ウィルデンスタイン・プラットナー研究所アーカイヴ部門長)、パスカル・ペラン(ウィルデンスタイン・プラットナー研究所研究部門長)「アーカイヴと資料、ドキュメンテーション──デジタル時代における収集・分析・活用」
・ポール=ルイ・デュラン=リュエル(デュラン=リュエル画廊アーカイヴ)「デュラン=リュエル画廊とそのアーカイヴ」
・陳岡めぐみ(国立西洋美術館主任研究員)、川口雅子(国立西洋美術館情報資料室長)「ミュージアム・ドキュメンテーションと『松方コレクション 西洋美術全作品』編纂」
・山梨絵美子(東京文化財研究所副所長)「矢代幸雄の東洋美術総目録構想とデジタル時代の美術アーカイヴ」
・竹内順一(東京芸術大学名誉教授/茶道美術史家)「空前絶後のカタログ・レゾネ『大正名器鑑』──茶道具名物記の歴史を踏まえて」
※内容は予告なく変更となる場合があります。
申込方法
件名に「シンポジウム参加」とご記入いただき、ご氏名、ご所属、ご連絡先メールアドレスを添えて、下記宛に電子メールにてお申込みください。
- 申込先:
- 申込締切:
- 2019年7月8日(月)
ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代
講演会
日時:2019年3月9日(土)14:00~15:30
村上博哉(国立西洋美術館副館長・学芸課長)
「ル・コルビュジエとラウル・ラ・ロシュ ―ピュリスムの戦友」
日時:2019年4月6日(土)14:00~15:30
加藤道夫(東京大学大学院教授)
「建築=芸術へ ―アクロポリス、初めてのタブロー《暖炉》、《ドミノ住宅》に遡行する『建築へ』の体系的読解」
日時:2019年4月20日(土)14:00~15:30
林美佐(大成建設ギャルリー・タイセイ 学芸員)
「『ピュリスムの時代』の先 ―ル・コルビュジエの絵画の変遷」
日時:2019年5月18日 14:00~15:30
山名善之(東京理科大学教授)
「建築へ ―絵画の平面性からの透明性の探求」
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 各回先着130名(聴講無料。ただし聴講券と本展の観覧券(半券可)が必要です。)
当日12:00より、館内インフォメーションにて、本展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。
会場へは開演の30分前からご入場いただけます(整理番号順)。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
林忠正―ジャポニスムを支えたパリの美術商
特別講演会
日時:2019年2月22日(金)18:30~19:30
馬渕明子(国立西洋美術館長、ジャポニスム学会会長)
「林忠正と松方幸次郎 美術館建設を夢見た二人の明治人」
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 先着130名(聴講無料。ただし整理券が必要です。)
当日17:30より国立西洋美術館本館1階東口付近(企画展示館に降りる階段付近)にて整理券を配付いたします。
会場へは開演の30分前からご入場いただけます(整理番号順)。
※やむを得ない事情により、内容を変更または中止する場合がございますので予めご了承ください。
学術シンポジウム
17世紀オランダの画家とアート・マーケット
芸術作品の様式/主題の選択と展開、注文/制作環境、パトロンの役割、絵画売買の方途、価格――いずれもアート・マーケットと密接に関係し、決定されています。本コロッキウムでは、その様相を17世紀オランダに特化して考察します。なかでも、ヨーロッパ諸国に先駆けて都市化が進み、都市ごとに特徴ある主題・様式・マーケット環境を展開させた17世紀オランダの事情に鑑み、デルフト・ライデン・アムステルダムの3都市に焦点を合わせます。17世紀最後の四半世紀にオランダのマーケット環境が大きく変化したことを踏まえて、ポスト・レンブラント/フェルメールとも言える時期にも注目していきます。
アート・マーケットは、ここ数十年の美術史研究の中心テーマの一つとなっています。圀府寺司(大阪大学)を研究代表者とする美術史家グループはそのトピックに注目し、科学研究費基盤A(西洋近世・近代美術における市場・流通・画商の地政経済史的研究)の助成を得て、歴史の縦軸・横軸から研究に取り組んでまいりました。多数の皆さまのご聴講・ご参加をお待ち申し上げます。
シンポジウム
日時:2019年3月3日(日)13:00~17:30 ※同時通訳付き
- 主催:
- 科学研究費基盤A:JP 26244009 (研究代表者:圀府寺司「西洋近世・近代美術における市場・流通・画商の地政経済史的研究」)/ 国立西洋美術館 / 美術史学会
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 先着130 名(聴講無料。ただし聴講券が必要です。)
当日11:00より、館内インフォメーションにて、お一人につき一枚聴講券を配付します。
会場へは、開演の30 分前からご入場いただけます(整理番号順)。
※シンポジウムのタイトル、内容等は変更となる場合があります。
なお、開催中の『国立西洋美術館開会60周年記念 ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代』展や常設展をご覧になる場合は別途、観覧券(有料)が必要です。
2018年
ルーベンス展―バロックの誕生
講演会
日時:2018年10月16日(火)14:00~15:30 ※同時通訳付き
アンナ・ロ・ビアンコ(本展監修者・美術史家)
「ルーベンス―バロックの誕生」
日時:2018年11月24日(土)14:00~15:30
幸福輝(美術史家・慶應義塾大学講師)
「ルーベンスとフランドル絵画におけるロマニズムの伝統」
日時:2018年12月8日(土)14:00~15:30
渡辺晋輔(本展監修者・国立西洋美術館主任研究員)
「ルーベンスとイタリア美術」
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 各回先着130名(聴講無料。ただし聴講券と本展の観覧券(半券可)が必要です。)
当日12:00より、館内インフォメーションにて、本展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。
会場へは開演の30分前からご入場いただけます(整理番号順)。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
ミケランジェロと理想の身体
講演会
日時:2018年6月19日(火)14:00~15:30 ※同時通訳付き
ルドヴィーカ・セブレゴンディ(本展監修者・美術史家)
「人物そして芸術家としてのミケランジェロ:ルネサンス期のフィレンツェにて」
日時:2018年8月11日(土・祝)14:00~15:30
青柳正規(山梨県立美術館 館長、東京大学名誉教授)
「ミケランジェロと古代美術」
日時:2018年9月8日(土)14:00~15:30
飯塚隆(本展監修者・国立西洋美術館主任研究員)
「ルネサンス期のローマ:古代彫刻の街」
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 各回先着130名(聴講無料。ただし聴講券と本展の観覧券(半券可)が必要です。)
当日12:00より、館内インフォメーションにて、本展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。
会場へは開演の30分前からご入場いただけます(整理番号順)。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光
講演会
日時:2018年2月24日(土)14:00~15:30 ※同時通訳付き
ハビエル・ポルトゥス(本展監修者・プラド美術館スペイン絵画(1700年以前)部長)
「ベラスケスとプラド美術館:運命共同体としての歩み」
日時:2018年3月17日(土)14:00~15:30
大髙保二郎(早稲田大学名誉教授)
「宮廷画家ベラスケスの挑戦と革命―ボデゴンと肖像から物語絵へ」
日時:2018年4月7日(土)14:00~15:30
川瀬佑介(本展監修者・国立西洋美術館主任研究員)
「ベラスケスとスペインの風景」
日時:2018年4月14日(土)14:00~15:30
宮崎和夫(筑波大学准教授)
「スペイン系ハプスブルク家の宮廷:その史的概論」
日時:2018年5月12日(土)14:00~15:30
松原典子(上智大学教授)
「17世紀スペインの美術理論と画家の社会的地位」
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 各回先着130名(聴講無料。ただし聴講券と本展の観覧券(半券可)が必要です。)
当日12:00より、館内インフォメーションにて、本展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。
会場へは開演の30分前からご入場いただけます(整理番号順)。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
2017年
北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃
講演会
日時:2017年10月21日(土)14:00~15:30 ※同時通訳付き
ヨハネス・ヴィーニンガー(オーストリア工芸美術館学芸員)
「西洋における趣味:欧州の人々はなぜ北斎を好むのか」
日時:2017年11月3日(金・祝)14:00~15:30
今井祐子(福井大学准教授)
「陶芸のジャポニスムにおける北斎受容:彩られたイメージとその技法」
日時:2017年12月2日(土)14:00~15:30
馬渕明子(国立西洋美術館長、本展監修者)
「北斎が西洋に与えた衝撃」
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 各回先着130名(聴講無料。ただし聴講券と本展の観覧券(半券可)が必要です。)
当日12:00より、館内インフォメーションにて、本展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。
会場へは開演の30分前からご入場いただけます(整理番号順)。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
世界遺産登録一周年記念シンポジウム
「ル・コルビュジエ-日本における近代建築運動のひろがり-」
第40回世界遺産委員会において「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献」の構成資産である国立西洋美術館は、ル・コルビュジエが提唱した「近代建築の5つの要点」を具体的に表現していること、「無限成長美術館」の思想を体現していることに加え、日本における近代建築運動に大きく貢献したことが評価されました。
本シンポジウムではル・コルビュジエ、近代建築史の研究者による講演、パネルディスカッションを通じてル・コルビュジエの魅力や日本の近代建築に与えた影響についてご紹介します。
(「無限成長美術館」は「無限発展美術館」、「近代建築の5つの要点」は「近代建築の五原則」と訳されることもあります。)
シンポジウム
- 日時:
- 2017年11月9日(木)13:00~17:00 ※同時通訳(日本語/英語)付き
- 会場:
- 国立西洋美術館 講堂(企画展示館地下2階)
- 定員:
- 先着90名(無料。ただし整理券が必要です。)
*当日、11:00より館内インフォメーションにて、お一人様一枚整理券を配付します。会場へは開演の30 分前からご入場いただけます(整理番号順)。
- 主催:
- 国立西洋美術館
なお、開催中の「北斎とジャポニスム」展や常設展をご覧になる場合は別途、観覧券(有料)が必要です。
国際シンポジウム
「異文化を伝えた人々 ―19世紀在外日本コレクション研究の現在」
海外には、近世から近代にかけて外国人によって収集された膨大な日本関係資料が存在し、極めて有用な歴史資源として今後の調査研究の進展が期待されています。国立歴史民俗博物館は、これまで、国内外の研究機関との連携により、ドイツ人医師フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト収集資料をはじめとする在外日本関係資料の調査研究を推進し、データベースの公開や、巡回展示などをおこなってきました。さらに2016年からは、シーボルトの息子たちの世代を対象とするプロジェクトに着手しています。
本シンポジウムでは、国立西洋美術館における「北斎とジャポニスム」展開催を機に、19世紀における日本コレクション形成の動向をたどりたいと思います。江戸時代後期から開国、さらにはジャポニスムの時代へと変化する19世紀の収集家とその周辺の人々に注目しつつ、彼らの個人的な視線はもとより、博覧会や博物館設立とコレクション形成との関連、貿易や産業振興などの側面にも留意しつつ、日本文化受容とその紹介の具体相に迫ります。あわせて在外日本関係資料の活用の現状と問題点についても、認識を深める機会にできればと思います。
シンポジウム
- 日時:
- 2017年10月28日(土)~29日(日) ※同時通訳(英語/日本語)付き
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 先着130名(無料。ただし事前申込(下記)が必要です。)
- 主催:
- 人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館、国立西洋美術館
- 助成:
- 日本万国博覧会記念基金
お申し込み方法
- 参加申込フォーム:
- 以下のリンク先の参加申込フォームに必要事項をご記入のうえ、お申し込みください。
お申し込みフォーム(国立歴史民俗博物館ウェブサイト) - 往復ハガキ:
- 「10月28日、29日歴博国際シンポジウム参加希望」と明記し、氏名(ふりがな)・所属(ある方のみ)・住所・電話番号・希望される参加日をご記入のうえお申し込みください。
〒285-8502 千葉県佐倉市城内町117番地
国立歴史民俗博物館 研究協力課 企画・渉外係
※都合により、プログラムの一部を変更することがあります。
国際シンポジウム
ドイツ近代芸術におけるディレッタンティズム
18 世紀、ヨーロッパの都市部では「ディレッタント」を自認する王族や裕福な市民たちが音楽会や素描、朗読会などを楽しむサロンを主催し始めます。彼らは、芸術を生業としない「愛好家」でした。こうした芸術を実践する場での交流から、文学者や音楽家による素描、あるいは美術家による演奏や詩作といった越境的な創作活動が行われるようになります。1799年に、ドイツのヴァイマルで活動していたゲーテとシラーが『ディレッタンティズムについて』を発表すると、それまで否定的に捉えられてきたディレッタントが肯定的な響きをもつように変わりました。つまり、日々の糧のためではなく「芸術のための芸術」を実践するディレッタントこそが真の芸術家であると宣言されたからです。バロック期以降、権威主義化し機能不全に陥っていた古い芸術体制が、在野勢力によって変革されていきます。
これまで、ディレッタントの創作活動は、プロの芸術家ではないことから包括的に研究されたことがありませんでした。しかしディレッタントは、純粋な芸術活動を目指す近代的な「理想的芸術家像」の源流として、重要な役割を演じていたのではないでしょうか。このシンポジウムでは、ドイツからの研究者を交え、様々な視点からディレッタントの活動とその意味に迫ります。ディレッタントの歴史と展開を巡って近代的な芸術家像の誕生を明らかにしつつ、芸術教育の将来を議論することになるでしょう。ドイツの音楽、美術、文学、そして近代芸術の生成に関心のある方々の参加をお待ちしております。
シンポジウム
- 日時:
- 2017年10月27日(金)17:00~19:30 ※同時通訳(ドイツ語/日本語)付き
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 先着130名(聴講無料。ただし聴講券が必要です。)
*当日、16 時より館内インフォメーションにて、お一人様一枚聴講券を配布します。会場へは開演の30 分前からご入場いただけます(自由席)。
- 主催:
- 東京藝術大学、国立西洋美術館
- 協力:
- ポーラ美術振興財団、野村財団
- 後援:
- ドイツ連邦共和国大使館
アルチンボルド展
追加講演会
日時:2017年8月4日(金)14:00~15:00(その後質疑応答20-30分) ※同時通訳付き
トマス・ダコスタ・カウフマン(プリンストン大学教授)
「ジュゼッペ・アルチンボルド――自然の変容」
*国立西洋美術館、「糸・布・衣の循環史研究会」、Global History Collaborativeの共催
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 各回先着130名(聴講無料。ただし聴講券と本展の観覧券(半券可)が必要です。)
当日12:00より、館内インフォメーションにて、本展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。
会場へは開演の30分前からご入場いただけます(整理番号順)。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
講演会
日時:2017年6月20日(火)14:00~15:30 ※同時通訳付き
シルヴィア・フェリーノ=パグデン(本展監修者、美術史家、元ウィーン美術史美術館絵画部長)
「アルチンボルド―自然模倣と空想のはざま」
日時:2017年7月1日(土)14:00~15:30
水野千依(青山学院大学教授)
「アルチンボルドと北イタリアの美術」
日時:2017年7月29日(土)14:00~15:30
桑木野幸司(大阪大学准教授)
「驚異の時代の驚異の芸術:マニエリスム芸術と自然描写の世界」
日時:2017年8月26日(土)14:00~15:30
田辺幹之助(東京藝術大学教授)
「ハプスブルク家とアルチンボルド」
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 各回先着130名(聴講無料。ただし聴講券と本展の観覧券(半券可)が必要です。)
当日12:00より、館内インフォメーションにて、本展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。
会場へは開演の30分前からご入場いただけます(整理番号順)。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
シャセリオー展―19世紀フランス・ロマン主義の異才
講演会
日時:2017年3月2日(木)14:00~15:30 ※同時通訳付き 中止
ヴァンサン・ポマレッド(ルーヴル美術館文化メディエーション局長)
「シャセリオーと自然」
講演者の健康上の理由により、来日が中止となりました。
日時:2017年4月2日(日)14:00~15:30
喜多崎 親(成城大学教授)
「テオドール・シャセリオーと聖堂装飾」
日時:2017年5月13日(土)14:00~15:30
陳岡めぐみ(国立西洋美術館主任研究員)
「シャセリオーと会計検査院の大壁画」
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 各回先着140名(聴講無料。ただし聴講券と本展の観覧券(半券可)が必要です。)
当日12:00より、館内インフォメーションにて、本展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。
会場へは開演の30分前からご入場いただけます(自由席)。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念
スケーエン:デンマークの芸術家村
講演会
- 日時:
- 2017年2月11日(土・祝)14:00~15:30 ※同時通訳付き
リセッテ・ヴィン・エベェセン(スケーエン美術館長)
「スケーエン派の画家たち」
- 日時:
- 2017年4月8日(土)14:00~15:30
「デンマーク近代絵画とスケーエン派」
萬屋健司(山口県立美術館専門学芸員)
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 各回先着140名(聴講無料。ただし、聴講券と観覧券(半券可)が必要です。)
- 参加方法:
- 当日12:00より、館内インフォメーションにて観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。会場へは開演の30分前からご入場いただけます(自由席)。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
17世紀オランダ美術と<アジア>
学術シンポジウム
17世紀オランダ美術といえば、誰しもレンブラントやフェルメールを連想しますが、同時にオランダという名前から蘭学とか日蘭貿易といった言葉を想起する人も少なくないのではないでしょうか。オランダが江戸時代に日本と交易をおこなった唯一の西欧国であり、
日本の近代化に多大な貢献をした国であったことは広く知られています。しかし、日蘭関係という文脈でオランダが語られるのは、もっぱら18世紀後半以降のことです。レンブラントやフェルメールが活動したオランダ絵画の黄金時代は17世紀ですから、無意識のうちに「美術におけるオランダ」と「日蘭関係におけるオランダ」とはふたつの別の世界のことであると考えられてきたようです。
けれども、レンブラントがそのコレクションに「日本の冑」や「インドのカップ」を所蔵し、その多数の版画に和紙を用いたこと、また、フェルメールが中国磁器を描き、あるいは、多くのオランダ絵画に「ヤポンス・ロック(日本風上着)」と呼ばれた衣装を羽織る人物が描かれたことを知るならば、17世紀オランダ美術とアジアとが文化的に深く結ばれていたことを改めて認識せざるえないでしょう。
オランダは「日蘭関係におけるオランダ」だけではなかったし、「美術におけるオランダ」にはアジアが深く関わっていたのです。
このシンポジウムは日本の17世紀オランダ美術の研究者たちを中心に、東西交流を研究テーマとするオランダ、中国、日本の研究者を加え、さまざまな視点から17世紀オランダ美術とアジアとの関係を探ろうとするものです。オランダ美術に関心を持つ方をはじめ、西欧に輸出された磁器や漆器の歴史、また、日蘭貿易に関心をもたれる方まで多くの方々の参加をお待ちいたします。
講演会
- 日時:
- 2017年1月21日(土)10:00~18:00 ※同時通訳付き
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
*聴講無料、このシンポジウムは特別の参加資格を必要としません。参加ご希望の方は当日直接講堂(地下2 階)においでください。会場へは開演の30分前からご入場いただけます(自由席)。 - 主催:
- 国立西洋美術館
- 協力:
- ポーラ美術振興財団、西洋美術振興財団
2016年
クラーナハ展―500年後の誘惑
講演会
日時:2016年10月15日(土)14:00~15:30 ※同時通訳付き
グイド・メスリング(ウィーン美術史美術館学芸員)
「旅する芸術家――クラーナハとネーデルラント」
日時:2016年 10月29日(土)14:00~15:30
秋山 聰(東京大学教授)
「クラーナハVS. デューラー:ドイツにおける「芸術家」の誕生をめぐって」
日時:2016年11月19日(土)14:00~15:30
田辺 幹之助(東京藝術大学教授)
「クラーナハと宗教改革」
日時:2016年12月10日(土)14:00~15:30
新藤 淳(国立西洋美術館研究員)
「誘惑は時を超えて――クラーナハと〈女のちから〉」
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 各回先着140名(聴講無料。ただし聴講券と本展の観覧券が必要です。)
当日12:00より、館内インフォメーションにて、本展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。
会場へは開演の30分前からご入場いただけます(自由席)。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
聖なるもの、俗なるもの メッケネムとドイツ初期銅版画
講演会
日時:2016年7月9日(土)14:00~15:30 ※同時通訳付き
アヒム・リーター(ミュンヘン州立版画素描館15~18世紀ドイツ部門主任学芸員)
「イスラエル・ファン・メッケネムのコピー制作について」
日時:2016年 8月6日(土)14:00~15:30
平川 佳世(京都大学大学院准教授)
「ドイツ初期版画の魅力」
日時:2016年8月27日(土)14:00~15:30
中田 明日佳(国立西洋美術館研究員)
「俗なるもの-メッケネムと世俗主題版画」
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 各回先着140名(聴講無料。ただし聴講券と本展の観覧券が必要です。)
当日12:00より、館内インフォメーションにて、本展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。
会場へは開演の30分前からご入場いただけます(自由席)。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
歴史のなかのニコラ・プッサンの芸術
講演会
17世紀フランスの画家ニコラ・プッサンは、今でこそ美術史上の「巨匠」の座を確立していますが、1960年のルーヴル美術館における大回顧展に至るまでは「時代遅れ」として敬して遠ざけられ、忘れ去られていました。
本講演では、フランシス・ベーコンやピカソらの芸術家や歴代のプッサン研究者による二十世紀におけるプッサンの再発見の歴史を振り返り、プッサン芸術の特質を多面的に明らかにします。
日時:2016年9月3日(土)14:00~15:30
※ドイツ語による講演(同時通訳付き)
ヘンリ・キーゾル教授(ハイデルベルク大学ヨーロッパ美術史研究所)
「歴史のなかのニコラ・プッサンの芸術」
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 140名(聴講無料。ただし聴講券が必要です)
当日13:00より、館内インフォメーションにて、お一人につき一枚聴講券を配付します。会場へは開演の30分前からご入場いただけます(自由席)。
- 主催:
- 国立西洋美術館
- 後援:
- 日仏美術学会
- 協力:
- 西洋美術振興財団、科研費基盤研究(C)「プッサン晩年の風景画における語りと寓意に関する総合的研究」
日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展
講演会
日時:2016年3月1日(火)14:00 ~15:30
ロッセッラ・ヴォドレ(本展監修者・美術史家・前ローマ国立美術館群特別監督局長官)
「カラヴァッジョと彼の影響」
日時:2016年3月12日(土)14:00 ~15:30
石鍋 真澄(成城大学文芸学部教授)
「カラヴァッジョの真実―カラヴァッジョはどんな男だったのか」
日時:2016年5月14日(土)14:00 ~15:30
川瀬 佑介(本展監修者・国立西洋美術館研究員)
「ローマとナポリにおけるカラヴァッジョの継承者たち」
特別講演会
日時:2016年4月2日(土)13:30 ~15:15
川瀬 佑介(本展監修者・国立西洋美術館研究員)
「カラヴァッジョ展紹介」
宮下 規久朗(神戸大学大学院人文学研究科教授)
「特別講演 カラヴァッジョ芸術の革新性」
- 会場:
- イタリア文化会館(東京都千代田区九段南2-1-30)
- 入場料:
- 無料。ただしカラヴァッジョ展の観覧券または半券の持参が必要です。
※会場でも観覧券を販売いたします。 - 主催:
- イタリア文化会館、国立西洋美術館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社
- 申込方法:
- 往復はがきの「往信用裏面」に郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号を、「返信用表面」に郵便番号・住所・氏名を明記の上、下記までお申し込みください。
※1枚のはがきで最大2名の申込可。2名の場合はそれぞれの氏名を必ず明記してください。
■申込先
〒150-8551 東京都渋谷区渋谷1-3-9 東海堂渋谷ビル3階
ユース・プラニングセンター内「カラヴァッジョ特別講演会」係まで
■申込み締切:2016年3月4日(金)必着
※お申込多数の場合は抽選となります。
2015年
ミュージアムのジレンマ 収集、展示、マスメディア
講演会
アメリカには、優れたコレクションを擁する大学附属ミュージアムが存在する一方で、収集方針と寄贈品、寄贈者との間でジレンマを抱える大学ミュージアムも存在します。メジャーなミュージアムでも、宗教観や性的志向の表現、あるいは戦争をめぐる展示が問題となり、マスメディアをしばしば賑わしています。 本講演会では、テネシー大学附属ミュージアムのコレクションをめぐる問題と、スミソニアン協会における南北戦争展示の問題を中心に取り上げ、アメリカのミュージアムが抱えるジレンマに迫ります。
プログラム
エドマンド・ウォーレン・ペリー・Jr.
(ペリー演劇図書館館長、元スミソニアン協会ナショナル・ポートレート・ギャラリー研究員)
「ミュージアム、モニュメント、そして混乱―アメリカの文化展示とメモリアル」
シャノン・ケネディ・ペリー
(テネシー大学附属マクラング自然史博物館、コレクション・マネージャー)
「寄贈のジレンマ、化石、銃器―収拾のつかない収集について」
日時:2015年10月28日(水)14:00-16:30 ※同時通訳付き
会場:国立西洋美術館講堂(地下2階)
定員および参加方法
先着140名(聴講無料。ただし聴講券が必要です)
12:00よりインフォメーションにて聴講券を配布します。会場へは開演の30分前からご入場いただけます(自由席)。
主催:国立西洋美術館
後援:全日本博物館学会、文化資源学会
助成:アメリカ大使館
問い合わせ先などはこちらをご覧ください。(PDFファイル 約620KB)
北欧の近代美術とジャポニスム
国際シンポジウム
19 世紀後半にジャポニスムが西ヨーロッパ、アメリカで広い文化芸術活動となったことよく知られていますが、北欧の近代美術にとってもそれは重要なものでした。今回初めて、北欧におけるジャポニスムの諸相を、日本と北欧の研究者が集まって検証します。
日時:2015 年10 月31 日(土)10:00 ~ 18:00 ※日英同時通訳付き
会場:国立西洋美術館講堂(地下2階)
定員:130名(聴講無料。事前申し込み不要、当日9:30 受付開始)
主催:国立西洋美術館
後援:ジャポニスム学会、美術史学会
助成:スカンジナビア・ニッポン ササカワ財団、公益財団法人ポーラ美術振興財団、公益財団法人吉野石膏美術振興財団、公益財団法人野村財団
協力:ノルウェー王国大使館、フィンランド大使館、フィンランドセンター、デンマーク大使館、S2株式会社
※シンポジウムの詳細はこちらをご覧ください。(PDFファイル 約780KB)
※館内にはお持ち込みのお食事を召し上がれる場所はありません。
黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝
講演会
日時:2015年10月24日(土)14:00 ~15:30
金原 保夫(東海大学教授)
「古代トラキアの黄金文化」
日時:2015年11月14日(土)14:00 ~15:30
藤沢 桜子(群馬県立女子大学教授)
「エトルリア・古代ローマの金製品」
日時:2015年11月21日(土)14:00 ~15:30
逸身 喜一郎(東京大学名誉教授)
「ギリシャ文学・神話における黄金というモチーフ」
日時:2015年12月19日(土)14:00 ~15:30
飯塚 隆(国立西洋美術館研究員)
「古代ギリシャ美術と黄金」
ボルドー展 ―美と陶酔の都へ―
講演会
2015年6月23日(火) 14:00~15:30 ※同時通訳付き
ニコラ・バルベ(ボルドー市立図書館文化遺産課長)
「『月の港ボルドー』の3つの三日月:モンテーニュ、モンテスキュー、モーリヤックのボルドー」
2015年7月18日(土) 14:00~15:30
陳岡 めぐみ(国立西洋美術館主任研究員)
「ボルドーと画家たち」
2015年8月22日(土) 14:00~15:30
土居 義岳(九州大学大学院教授)
「ボルドー:建築をとおして都市の生き残り戦略史を読む」
2015年9月5日(土) 14:00~15:30
赤澤 威(国際日本文化研究センター名誉教授)
「角を持つヴィーナス(ローセルのヴィーナス)に刻まれた世界:作者クロマニョンの見たヨーロッパ」
グエルチーノ展 よみがえるバロックの画家
講演会
2015年3月14日(土)14:00~15:30
高橋健一(和歌山大学准教授)
「ボローニャ派とグエルチーノ」
2015年4月11日(土)14:00~15:30
宮下規久朗(神戸大学教授)
「グエルチーノとバロック美術」
2015年5月16日(土)14:00~15:30
渡辺晋輔(本展監修者・国立西洋美術館主任研究員)
「グエルチーノの生涯と芸術」
2015年5月30日(土)14:00~15:30
デイヴィッド・M・ストーン(デラウェア大学教授)※同時通訳付
「紙からカンヴァスヘ―グエルチーノの創作プロセスを追う」
(助成:鹿島美術財団)
講演会「市場のための絵画 -ルーベンスの時代の美術と経済-」
科研基盤研究(A)「西洋近世・近代美術における市場・流通・画商の地政経済史的研究」主催によるフィリップ・フェルメイレン氏の講演会を開催します。
- 日時:
- 2015年1月11日(日)14:30~16:30 ※英語による講演(同時通訳付き)
- 場所:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 講師:
- フィリップ・フェルメイレン(ロッテルダム・エラスムス大学 文化経済学 准教授)
「市場のための絵画 -ルーベンスの時代の美術と経済-」 - 主催:
- 科研基盤研究(A)「西洋近世・近代美術における市場・流通・画商の地政経済史的研究」
- 共催:
- 国立西洋美術館
- 後援:
- 美術史学会
- 定員:
- 先着40名(聴講無料、ただし聴講券とフェルディナント・ホドラー展の観覧券が必要です。)
当日12:30より、館内インフォメーションにて、フェルディナント・ホドラー展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。
会場へは開演の30分前からご入場いただけます(自由席)。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
2014年
日本・スイス国交樹立150周年記念 フェルディナント・ホドラー展
講演会
2014年10月19日(日)14:00~15:30 ※ドイツ語による公演。同時通訳付き
オスカー・ベッチュマン(ベルン大学名誉教授/スイス芸術学研究所教授)
「フェルディナント・ホドラーの象徴主義的傑作」
(文化庁 平成26年度外国人芸術家・文化財専門家招へい事業)
2014年10月26日(日)14:00~15:30
水沢勉(神奈川県立近代美術館長)
「フェルディナント・ホドラー 世紀末の曙光」
2014年11月15日(土)14:00~15:30
田中正之(武蔵野美術大学教授)
「踊る身体と絵画―表現主義から抽象へ」
2014年11月29日(土)14:00~15:30
伊藤亜紗(東京工業大学リベラルアーツセンター准教授)
「からだを動かすもの―リズムと社会」
2014年12月7日(日)14:00~15:30
新藤淳(国立西洋美術館研究員/本展企画者)
「リズムの震源地―ホドラーの芸術思想とその余波」
橋本コレクション 指輪 神々の時代から現代まで ― 時を超える輝き
講演会
2014年7月26日(土)14:00~15:30
天野知香(お茶の水女子大学大学院教授)
「装飾が"罪"ではなかった時代」
2014年9月6日(土)14:00~15:30
能澤慧子(東京家政大学教授)
「ファッション史のなかのジュエリー」
講演会「ル・コルビュジエのめざした美術館」
ル・コルビュジエが構想した国立西洋美術館および他の美術館について、ル・コルビュジエ財団と国立西洋美術館が所蔵するスケッチ、図面などを通して、その理念、変遷の過程などをお話しいただきます。
- 日時:
- 2014年6月20日(金)16:00~17:00
- 場所:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 講師:
- 山名善之(東京理科大学准教授)
「ル・コルビュジエのめざした美術館」 - 主催:
- 国立西洋美術館
- 協力:
- Echelle-1
- 参加方法:
- 無料。先着140名。
※直接講堂にお越しください(開場時間は開演の30分前)。
ジャック・カロ―リアリズムと奇想の劇場
講演会
2014年4月26日(土)14:00~15:30
中田明日佳(国立西洋美術館研究員)
「カロ作品に映された17世紀前半のヨーロッパ」
2014年5月31日(土)14:00~15:30
栗田秀法(名古屋大学大学院教授)
「バロック美術のなかのジャック・カロ」
2013年
国立西洋美術館×ポーラ美術館
モネ、風景をみる眼―19世紀フランス風景画の革新
講演会
2013年12月7日(土)14:00~15:30
馬渕明子(国立西洋美術館長)
「モネと日本」
2014年1月18日(土)14:00~15:30
岩﨑余帆子(ポーラ美術館学芸課長)
「ポーラ美術館の印象派とモネの絵画」
2014年2月1日(土)14:00~15:30
吉川一義(京都大学名誉教授)
「モネの連作とプルーストの文学」
生誕150周年記念 国立西洋美術館所蔵 エドヴァルド・ムンク版画展
講演会
2013年12月13日(金)14:00~15:30 ※同時通訳つき
マグネ・ブルータイグ(オスロ市立ムンク美術館、版画・素描担当上級学芸員)
「沈黙の叫び-エドヴァルド・ムンクの生涯と芸術」
システィーナ礼拝堂500年祭記念
ミケランジェロ展―天才の軌跡
講演会
2013年9月7日(土)14:00~15:30
上村清雄(千葉大学教授)
「ミケランジェロとフィレンツェ」
2013年10月5日(土)14:00~15:30
金山弘昌(慶應義塾大学准教授)
「ミケランジェロと建築」
2013年11月2日(土)14:00~15:30
森 雅彦(宮城学院女子大学教授)
「神のごとき人への行路」
ル・コルビュジエと20世紀美術
講演会
2013年10月6日(日)14:00~15:30
林 美佐(大成建設ギャルリー・タイセイ学芸員)
「美術作品による建築空間の創造 -壁画、タピスリー、フォトモンタージュ- 」
2013年10月19日(土)14:00~15:30
山名善之(東京理科大学准教授)
「国立西洋美術館とル・コルビュジエの綜合芸術」
国立西洋美術館×ポーラ美術館
モネ、風景をみる眼―19世紀フランス風景画の革新
講演会
2013年6月15日(土)14:00~16:00※同時通訳付き
セゴレーヌ・ル・メン(パリ西大学、ナンテール=ラ・デファンス校教授)
「モネ、水のテーマとアトリエ船の人物像」
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
-
先着140名(聴講無料、ただし聴講券と常設展の観覧券が必要です。)
当日12:00より、館内インフォメーションにて、常設展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配布します。会場へは開演の30分前からご入場いただけます(自由席)。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
講師の略歴などはこちらをご覧ください。(PDFファイル約1,022KB)
国際シンポジウム
「ヨーロッパ絵画との出会い―近代ギリシャと日本の場合―」
- 日時:
- 2013年6月8日(土)10:00~17:00
- 場所:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 主催:
- 近代ギリシャ絵画研究会
- 共催:
- 国立西洋美術館
- 発表者:
- (発表順)木戸雅子(共立女子大学教授)、
ファニ-マリア・チガク(ベナキ美術館主任研究員)、
鈴木杜幾子(明治学院大学教授)、大原まゆみ(明治学院大学教授)、
アンドニオス・コティディス(アリストテリス・テサロニキ大学教授)、
佐藤道信(東京藝術大学教授)、児島薫(実践女子大学教授)、
馬渕明子(日本女子大学教授)
※同時通訳付、参加無料
シンポジウムの詳細、問い合わせ先などはこちらをご覧ください。(PDFファイル 約757KB)
ラファエロ
講演会
3月2日(土)14:00~16:00※同時通訳付き
クリスティーナ・アチディーニ(フィレンツェ文化財・美術館特別監督局長官)
「ラファエロ - イタリアの宮廷に輝いた芸術」
3月9日(土)14:00~15:30※同時通訳付き
トム・ヘンリー(ケント大学教授)
「ラファエロ作《友人のいる自画像》の新解釈」
(助成:鹿島美術財団)
4月6日(土)14:00~15:30
伊藤拓真(恵泉女学園大学助教)
「若きラファエロ:ウルビーノからフィレンツェへ」
4月20日(土)14:00~15:30
渡辺晋輔(国立西洋美術館主任研究員)
「フィレンツェのラファエロ」
5月11日(土)14:00~15:30
石鍋真澄(成城大学教授)
「"ローマの画家" ラファエロ」
5月18日(土)14:00~15:30※同時通訳付き
ジョナサン・ネルソン(ハーバード大学ルネサンス研究センター、ヴィラ・イ・タッティ研究員)
「美術史への経済学的アプローチ―ラファエロとパトロンたち」
参加方法
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員:
- 各回先着140名(聴講無料、ただし聴講券と本展の観覧券が必要です。)
当日12:00より、館内インフォメーションにて、本展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配布します。会場へは開演の30分前からご入場いただけます。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。
※ラファエロ展関連の講演会は混雑が予想され、開催回によっては聴講券配布開始時間より前に聴講希望者の列ができる可能性がございます。ご了承ください。
2012年
「手の痕跡」展関連企画
「高階秀爾氏が語る 草創期の国立西洋美術館の展示風景」
講演会
「手の痕跡 国立西洋美術館所蔵作品を中心としたロダンとブールデルの彫刻と素描」展の開催にともない、本館1階19世紀ホールでは、建築写真家・渡辺義雄氏が1959年創設当時の国立西洋美術館の展示室を撮影した写真群をプロジェクタで投影します。今回は、これらの写真とともに、西洋美術館の草創期、1959-72年に研究官としてご勤務され、1992-2000年には館長をつとめられた高階秀爾氏に、設立当時の展示をめぐる貴重な思い出の数々をお話しいただきます。
- 日時:
- 2012年11月21日(水) 13:00-14:00
- 場所:
- 国立西洋美術館地下2階 講堂
- 講師:
- 高階秀爾氏
- 主催:
- 国立西洋美術館
- 参加方法:
- 無料。先着140名。当日、正面インフォメーションにて整理券を配布します。ただし、入場には、「手の痕跡」展チケット(半券可)が必要です。
詳しくはこちらをご覧ください。(PDFファイル)
日本学術振興会外国人研究者招へい事業 マヌエル・カスティニェイラス教授
ロマネスク美術学術講演会
講演会
- 日時:
- 2012年9月12日(水) 14:00-15:00 (13:30開場)
- 場所:
- 国立西洋美術館地下2階 講堂
- 題目:
- 「世界遺産 ボイ渓谷のロマネスク壁画」
- 講師:
- マヌエル・カスティニェイラス(バルセロナ自治大学教授)
- 主催:
- 長崎純心大学、国立西洋美術館
通訳付、聴講無料(要事前申込み)
なお、聴講には事前申し込みが必要です。詳細は以下をご覧ください。
・マヌエル・カスティニェイラス教授
ロマネスク美術学術講演会開催(2012年9月12日(水))のお知らせ
ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年
講演会
- 7月14日(土)14:00-15:30
- 尾崎彰宏(東北大学大学院教授)
「オランダ絵画のパラドックス―レンブラントとフェルメールを中心に」 - 8月25日(土)14:00-15:30
- 石澤靖典(山形大学准教授)
「都市の中の美術-イタリア・ルネサンスにおける聖なる画像と肖像表現」 - 9月8日(土)14:00-15:30
- 高梨光正(国立西洋美術館主任研究員)
「イタリア素描の魅力-その技法と目的」 - ※講演会の内容等は変更となる場合があります。
ユベール・ロベール―時間の庭
講演会
- 2012年3月6日(火)14:00~15:30
- 「ユベール・ロベールとヴァランス美術館コレクション」
エレーヌ・スタニスラス=ムーラン(ヴァランス美術館長) - 2012年3月31日(土)14:00~15:30
- 「ルソーにおける自然と庭園―ロベール理解のために」
永見文雄(中央大学教授) - 2012年4月28日(土)14:00~15:30
- 「ユベール・ロベール―奇想の風景」
陳岡めぐみ(国立西洋美術館主任研究員) - ※講演会内容等は変更となる場合があります。
国際シンポジウム「時の作用と美学」
- 日時・会場:
- 4月14日(土)10 :00~18 :00 国立西洋美術館講堂(地下2階)
4月15日(日)14 :00~18 :30 東京日仏学院(飯田橋駅下車) - 主催:
- 国立西洋美術館、東京日仏学院
- 後援・協力:
- フランス大使館、鹿島美術財団、人間科学会館(パリ)、西洋美術振興財団、ローラン・ペリエ、ル・ブルターニュ
主旨
本シンポジウムは、「ユベール・ロベール 時間の庭」の開催にともなって企画されました。2日間に渡って会場を移しながら、「時」が人の意識や事物にもたらす作用とこれをめぐる美学について、日仏の研究者、芸術家、建築家を集めて多角的に論じ合います。 時間とは、われわれから生を奪い、形あるものに破壊をもたらすと同時に、再生のサイクルを回し、歴史を作り、伝統という新たな価値を生み出すものです。初日は、忘却と再生の連続である芸術の歴史をひも解き、ルネサンスから20世紀初頭まで、「時の作用」をテーマに、"歴史的"視点から考察します。2日目は、「時の美学と痕跡」をテーマに、20世紀から現代まで、写真、建築、映像等、さまざまなメディアにまたがる現象を考察します。また、現在第一線で活躍する日仏の建築家を招き、「建築と自然」をめぐりディスカッションを行います。
プログラム
2012年4月14日(土)10 :00~18 :00
第I部「時の作用」
基調講演 高階秀爾(大原美術館長)
セッション1「歴史としての過去」
発表者:小佐野重利(東京大学教授)、バルテレミ・ジョベール(パリIV大学教授)
<昼食休憩 12 :30~13:30>
セッション2「時間の模倣」
発表者:ギヨーム・ファルー(ルーヴル美術館キュレーター)、陳岡めぐみ(国立西洋美術館主任研究員)
セッション3「時間とかたち」
発表者:三浦篤(東京大学教授)、阿部成樹(中央大学教授)
第Ⅰ部総合討論 司会:高階秀爾
※東京日仏学院では、ロベール作品に着想を得たフェランテ・フェランティによる写真展「生きる石」を開催(3月6日-4月15日)
講演会「全国美術館会議による美術品のレスキュー活動」
- 日時:
- 2012年3月11日(日)15:00-16:15
- 講師:
- 村上博哉(国立西洋美術館学芸課長・全国美術館会議企画担当幹事)
東日本大震災により被災した美術品や歴史・民俗資料などの文化財を守るため、さまざまな文化関係団体の協力による「文化財レスキュー事業」が現在も継続中です。全国美術館会議もこの事業に参加し、昨年4月以降、全国各地から多数の美術館職員が被災地へ足を運び、津波の被害を受けた美術品の救出活動を行いました。運び出された作品・資料は国立西洋美術館をはじめいくつかの施設に保管され、保存・修復のための作業が進められているところです。来館者の皆様にご協力いただいた募金は、こうした活動に利用されています。
この講演では、自身もレスキュー活動に参加した講師により、現地の写真等を用いて、全国美術館会議による美術品のレスキュー活動についての報告を行います。
国際シンポジウム「20世紀建築と世界遺産―シリアルノミネーションにおけるOUVの議論をめぐって―」
講演会
- 日時:
- 2012年2月18日(土)9:30~17:45(当日は休館日です)
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 主催:
- イコモス(国際記念物遺跡会議)20世紀委員会 日本イコモス国内委員会 国立西洋美術
2011年
プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影
講演会
- 2011年10月22日(土)14:00~16:00
- 「ゴヤ 光と影―出品作品をめぐって」※同時通訳付き
マヌエラ・メナ・マルケス(プラド美術館 18世紀・ゴヤ絵画部長)
ホセ・マヌエル・マティーリャ・ロドリゲス(同 素描・版画部長) - 2011年11月26日(土)14:00~15:30
- 「ゴヤの生きた時代―啓蒙、革命、そして戦争」
立石 博高(東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授) - 2011年12月10日(土)14:00~15:30
- 「二つの時代を生きた画家ゴヤ:その芸術と人間像」
大髙保二郎(早稲田大学文学学術院教授) - 2012年1月14日(土)14:00~15:30
- 「ゴヤと近代美術」
村上博哉(国立西洋美術館学芸課長)
大英博物館 古代ギリシャ展 究極の身体、完全なる美
講演会
- 2011年7月5日(火)14:00~15:30
- イアン・ジェンキンズ(大英博物館ギリシャ・ローマ部シニアキュレーター)
「古代ギリシャ美術と社会における人間の身体について」 - 2011年7月23日(土)14:00~15:30
- 青柳正規(国立西洋美術館長)
「ギリシャ人の男性美と女性美」 - 2011年9月3日(土)14:00~15:30
- 芳賀京子(東北大学准教授)
「ギリシャ彫刻の見方~古代の人々のまなざし」
レンブラント 光の探求/闇の誘惑
講演会
- 2011年4月2日(土)14:00~15:30
- 柄澤齊(版画家)
「版画家にとって光と闇とは─レンブラントに添って」 - 2011年4月23日(土)14:00~15:30
- 坂本直昭(紙舗直代表)
「西洋の版画と日本の紙の間― 一紙屋の雑考 ―」 - 2011年5月21日(土)14:00~15:30
- 幸福輝(国立西洋美術館上席主任研究員)
「レンブラント―和紙刷り版画の周辺」
国際シンポジウム「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」
- 日時:
- 2011年3月13日(日)13:00-18:00 東日本大震災の影響により中止
- 場所:
- 国立西洋美術館講堂
- 主催:
- 国立西洋美術館
- 後援:
- 美術史学会、日本テレビ放送網、吉野石膏美術振興財団、国際文化交換協会、印刷朝陽会
- 発表者:
- マーティン・ロイヤルトン=キッシュ(前大英博物館)
エリク・ヒンテルディング(ニュー・ホルシュタイン・レンブラント版画カタログ編纂者)
ボブ・ファン・デン・ボーヘルト(レンブラントハイス)
尾崎彰宏(東北大学)、熊澤弘(国立西洋美術館客員研究員)
幸福輝、保井亜弓(金沢美術工芸大学)
※シンポジウムは中止となりましたが、発表予定の内容をまとめた報告書が、2013年春に刊行予定です。
2010年
講演会
- 2010年10月26日(火)13:00~14:30
- キャシー・レイ(メルボルン国立ヴィクトリア美術館版画素描室長)
「ヴィクトリア美術館のデューラー・コレクションについて」 - 2010年11月14日(日)14:00~15:30
- 勝國興(同志社大学名誉教授)
「デューラー研究家 前川誠郎」 - 2010年11月28日(日)14:00~15:30
- 越宏一(東京藝術大学名誉教授)
「デューラーの版画芸術―様式的展開」 - 2010年12月12日(日)14:00~15:30
- 青山愛香(獨協大学准教授)
「デューラーの遍歴時代」 - 2011年1月9日(日)14:00~15:30
- 秋山聰(東京大学准教授)
「デューラーにおける名声のメカニズム」
記念講演会
- 2010年7月24日(土)14:00‐15:30
- 渡辺晋輔(国立西洋美術館主任研究員)
「バロック期のローマとナポリの絵画」 - 2010年8月14日(土)14:00‐15:30
- 金山弘昌(慶應義塾大学准教授)
「イタリア・バロック建築への招待」
講演会
- 2010年2月23日(火)13:00‐15:30
- リビー・ホーナー(美術史家)
「博識家ブラングィン」 - ブライアン・クラーク(美術家)中止
「ブラングィンと建築設計」
講演者の都合により、ブライアン・クラーク氏の来日は中止となりました。リビー・ホーナー氏の講演会は13:00より行われます。終了時間は14:30を予定しています。 - 2010年3月27日(土)14:00‐15:30
- 大屋美那(国立西洋美術館主任研究員)
「壁面装飾とブラングィン――共楽美術館へ」 - 2010年4月17日(土)14:00‐15:30
- 河村錠一郎(一橋大学言語社会研究科名誉教授)
「挿絵本から壁画まで――世紀末の美的生活空間とブラングィン」 - 2010年5月22日(土)14:00‐15:30
- ティム・バリンジャー(エール大学教授)
「フランク・ブラングィン:労働、男性性、歴史画」(英語。同時通訳あり)
2009年
講演会
- 2009年10月10日(土)14:00‐15:30
- 青柳正規(国立西洋美術館長)
「アウグストゥスとローマ帝国の誕生」 - 2009年10月24日(土)14:00‐15:30
- 芳賀京子(東北大学大学院准教授)
「ローマ人とギリシア美術」 - 2009年11月14日(土)14:00‐15:30
- 松本宣郎(東北大学名誉教授)
「栄光のローマ帝国」 - 2009年11月28日(土)14:00‐15:30
- 高梨光正(国立西洋美術館主任研究員)
「古代ローマ史が絵になるとき―歴史画読解作法」
「ローマ 未来の原風景 by HASHI」展に関連し、トークショーを開催いたします。
2009年10月10日(土) 16:00~17:30(開場15:50)
青柳 正規(国立西洋美術館長)・HASHI(橋村奉臣)
「出たトコ次第のフリー・トーク 青柳館長とHASHI(橋村奉臣)」
「古代ローマ帝国の遺産」展開催を記念し、専門家によるシンポジウムを開催いたします。
- 日時:
- 2009年9月19日(土) 13:30~16:00(開場13:00)
- 場所:
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- パネリスト:
- 1. ロザリア・チャルディエッロ ナポリ、スオール・オルソラ・ベニンカーサ大学
2. ルクレツィア・ウンガロ ローマ、皇帝広場博物館長
3. ウンベルト・パッパラルド ナポリ、スオール・オルソラ・ベニンカーサ大学教授
4. 青柳 正規 国立西洋美術館長
※イタリア語、日本語による発表です(同時通訳付き)。
講演会
- 2009年6月6日(土) 14:00-15:30
- 山名善之(東京理科大学准教授)
「ル・コルビュジエの無限成長美術館―ムンダネウムから国立西洋美術館」 - 2009年6月13日(土) 14:00-15:30
- 妹島和世(建築家)
「ル・コルビュジエの美術館と美術館建築」 中止 - 2009年6月20日(土) 14:00-15:30
- 松隈洋(京都工芸繊維大学教授)
「ル・コルビュジエと日本近代建築」 - 2009年6月27日(土) 14:00-15:30
- 林美佐(ギャルリー・タイセイ学芸員)
「ル・コルビュジエの壁」 - 2009年7月4日(土) 14:00-15:30
- ヨコミゾマコト(建築家)
「国立西洋美術館と上野公園」
講演会
- 2009年7月18日(土) 14:00~15:30
- 港 千尋[多摩美術大学教授]
「分身と記憶」 - 2009年7月25日(土) 14:00~15:30
- 谷川 渥[國學院大學教授]
「〈うつし〉の美学――イメージの起源神話」 - 2009年8月1日(土) 14:00~15:30
- 田中 純[東京大学大学院准教授]
「情念の形態学──アビ・ヴァールブルク「ムネモシュネ」の解読」
- テーマ:
- 「美術・博物館コレクションの地震対策」
- 日時:
- 2009年7月21日(火)- 22日(水) 各日9:30受付
※尚、23日(木)には見学会を予定しております。 - 場所:
- 国立西洋美術館講堂
- 主催:
- J.P.ゲッティ美術館、国立西洋美術館
- 言語:
- 日本語、英語(同時通訳有り)
- 定員:
- 100名(聴講無料)
このシンポジウムは美術、博物館学芸員、保存修復担当者、行政担当者らを対象に内外の地震多発地域における地震と文化財への被害対策の必要性を喚起し、その理念と最新の技術情報を共有することを目的として開催されます。これまでロサンゼルス、イスタンブール、アテネで開催され各国の文化的背景は元より、地震との付き合い方の違いを反映しながら、それぞれ特徴あるシンポジウムが行われてきました。
今年、東京で開催されるシンポジウムでは日本特有の地震防災の問題に焦点を当てていく予定です。シンポジウムの主なテーマは、
- 美術・博物館における地震対策
- ケーススタディ・展覧会借用作品の地震対策、展示・収蔵での文化財の地震対策
- 地震被災経験者からの提言
- 地震の予知と対策
- 地震被害と保険
など、特に現場での経験を踏まえた発表が予定されています。
講演会
- 2009年2月28日(土)14:00-15:30
- 「古典主義時代の変革―新しい「黄金の世紀」のために」
ブレーズ・デュコス(ルーヴル美術館 絵画部 キュレイター) - 2009年3月7日(土)14:00-15:30
- 「17世紀ヨーロッパに流れ込んだアジアのモノ」
羽田正(東京大学教授) - 2009年4月4日(土)14:00-15:30
- 「詩人マリーノと版画家ブリオ―プッサンとその初期作品の諸問題」
木村三郎(日本大学教授) - 2009年4月25日(土)14:00-15:30
- 「万人の祖国ローマ 17世紀美術におけるローマの役割」
石鍋真澄(成城大学教授) - 2009年5月16日(土)14:00-15:30
- 「17世紀オランダ絵画の内と外」
幸福輝(国立西洋美術館 シニア・キュレイター)
2008年
講演会
- 2008年9月30日(火)14:00‐15:30
- 「カール・ドライヤーの映画におけるハンマースホイの影響」
アネ=ビアギデ・フォンスマーク(コペンハーゲン、オードロプゴー美術館長) - 2008年10月4日(土)14:00‐15:30
- 「ハンマースホイと象徴主義」
フェリックス・クレマー(フランクフルト、シュテーデル美術館学芸員) - 2008年11月22日(土)14:00‐15:30
- 「19世紀末デンマーク、黒衣の女性が語るもの」
田辺 欧(大阪大学世界言語研究センター准教授)
講演会
- 2008年6月14日(土) 14:00‐15:30
- 「コロー:絵画における音楽的概念」
ヴァンサン・ポマレッド(ルーヴル美術館絵画部長・統括学芸員)
高橋 明也(三菱一号館美術館長・国立西洋美術館客員研究員) - 2008年7月6日(日)14:00‐15:30
- 「コローと日本人:受容とコレクションの歴史」
井出洋一郎(東京純心女子大学教授) - 2008年7月27日(日)14:00‐15:30
- 「コロー 19世紀美術の体現者」
高橋 明也(三菱一号館美術館長・国立西洋美術館客員研究員) - 2008年8月3日(日)14:00‐15:30
- 「風景画家コローが描く人物画」
隠岐由紀子(帝京平成大学専任講師)
講演会
- 2008年3月4日(火)14:00‐15:30
- 「フィレンツェ美術館特別監督局―伝統と未来のはざまの美術館」
クリスティーナ・アチディーニ(フィレンツェ美術館特別監督局長官) - 2008年3月15日(土)14:00‐15:30
- 「古代美術における横たわる裸婦」
芳賀京子(東北大学准教授) - 2008年4月12日(土)14:00‐15:30
- 「イタリア文学におけるヴィーナスとその周辺人物たち」
浦一章(東京大学准教授) - 2008年4月19日(土)14:00‐15:30
- 「《オランピア》から《ウルビーノのヴィーナス》へ―近代絵画と伝統」
三浦篤(東京大学教授) - 2008年5月10日(土)14:00‐15:30
- 「ルネサンス美術に表わされたヴィーナス―《ウルビーノのヴィーナス》を中心として」
渡辺晋輔(国立西洋美術館研究員)
シンポジウム
- 2008年3月29日(土)10:00‐18:00(予定)
- ルネサンスのエロティック美術――図像と機能――
- 10月6日(土)14:00-15:30(9月22日締切)
- 「《いまや労働の時代だ》、ムンク晩年のモニュメンタル・プロジェクト」
ゲルド・ヴォル(オスロ市立ムンク美術館シニア・キュレーター) - 11月10日(土)14:00-15:30(10月27日締切)
- 「絵の中の劇、劇の中の絵‐ムンクとイプセン」
毛利三彌(成城大学教授) - 12月8日(土)14:00-15:30(11月24日締切)
- 「装飾プロジェクトとしての〈生命のフリーズ〉」
田中正之(武蔵野美術大学准教授)
- 日時:
- 平成19年11月1日(木)15:00~16:30(14:30受付開始)
- 会場:
- 国立西洋美術館講堂(企画展示館地下2階)
- 登壇者:
- 青柳正規(国立西洋美術館長)
石井幹子((株)石井幹子デザイン事務所代表取締役)
守山光三(東京藝術大学音楽学部器楽科教授)
- 主催:
- 国立西洋美術館、光彩時空'07実行委員会
- 協力:
- 光文化フォーラム
- 6月16日(土)14:00-15:30
「コレッジョの世界―優美の規範」
甲斐 教行(茨城大学准教授) - 7月14日(土)14:00-15:30
「ルネサンスの危機とパルミジャニーノの芸術」
若桑 みどり(千葉大学名誉教授) - 7月28日(土)14:00-15:30
「ローマのランフランコ コレッジョの遺産と法悦のヴィジョン」
新保 淳乃(千葉大学非常勤講師) - 8月18日(土)14:00-15:30
「パルマの美術品を巡る過酷な運命」
高梨 光正(国立西洋美術館主任研究員)