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フランク・ブラングィン版画展

  • [版画素描展示]
  • フランク・ブラングィン版画展
  • 2006(平成18)年9月12日- 2006(平成18)年12月10日
  • 会場:
    国立西洋美術館 版画素描展示室
    出品点数:
    計39点

ブラングィン(1867-1956)は、19世紀の後半から20世紀の前半にかけて主にイギリスで活躍した画家です。生まれはブリュージュ(ベルギー)で、幼いうちにイギリス人の両親とともにロンドンに居を移しました。父親が建築や壁画の仕事に従事していたこともありますが、その後の彼の活動に強い影響を及ぼしたのは、15歳から2年間働いたウィリアム・モリスの工房での経験でした。ここで同時代のアーツ・アンド・クラフツ運動に傾倒したブラングィンは、独立後、絵画だけではなく室内装飾やガラス工芸、陶磁器、家具、タペストリーなど多方面にその才能を発揮します。また、ブラングィンは、美術品購入のアドバイザーとして、松方コレクションの形成にも深く関与しています。

版画もブラングィンが力を注いだ分野のひとつで、エッチング、木版画、リトグラフ合わせて1000点を超える作品を残しました。最も数の多いエッチングでは銅版ではなく亜鉛版を用い、インクを盛り上げて強い明暗を表しています。レンブラントやピラネージからの影響も指摘されるこれらの版画には、ブラングィンのダイナミックな画面構成と的確な描写力を見ることができます。今回は橋や教会などの建築物、造船所や運河で働く労働者たち、戦場での人々といった彼が繰り返し描いた主題を中心にご紹介します。これらの版画からは、巧みな技法とともにブラングィンが社会に向けて発したメッセージの一端を読みとることができるでしょう。本展は、これらの版画の所蔵先である東京国立博物館のご協力により実現しました。

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