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OPEN museum

OPEN museumとは

みなさんにとって、美術館は身近な場所でしょうか。「作品や作家のことをよく知らないから美術館はあんまり楽しくない」と感じて、なんとなく足が遠のいてしまうことはありませんか。

国立西洋美術館は、貴重なコレクションを守り、公開すると同時に、来館者が作品をそれぞれの見かたで楽しみ、それを共有することを大切にしてきました。国立西洋美術館はこれをさらに発展させ、多様な機関や施設とのつながりを大切にしながら、美術を通して人々が出会う開かれた美術館を目ざすプロジェクト「OPEN museum」を発足します。

基本コンセプト

美術の見かたや楽しみかたは、人それぞれです。これが正しいというものはありません。たとえば、この美術館にあるモネの「睡蓮」ひとつとってみても、色彩の豊かさにひきつけられる人、こんなにも大きな絵を描いた画家の人生に興味をひかれる人、自然の美しさに思いをはせる人など、何を感じるのかはさまざまです。筆遣いがわかるほど近くから見るのが好きな人もいれば、ずっと離れたところから見るのが好きな人もいるでしょう。同じ人でも、この作品を二度目に見たとき、最初とはずいぶん違う印象を受けることがあるかもしれません。

ひとつの作品に対し、自分とはまったく違う見かたをする人、あるいは共感する人、そのようなさまざまな人々と出会うところに、新しい楽しみや学びが生まれます。年齢、性別、文化の違いなどに関わらず、多様なものの見かた、考えかたに接することのできる場を提供することが、OPEN museumのミッションです。

参加者のスタイルに合わせて、ひとりでも家族でもグループでも参加できるように、多様なプログラムを行います。また、常設展を多くの方々に楽しんでいただくために、新しいメディアの可能性を探っていきます。いずれもあらゆる人が集い、楽しむことのできるプログラムです。

国立西洋美術館は、人々のための、開かれた美術館を目指します。

Opportunities for People's Enjoyment and Networking
人々に楽しみと出会いの場を提供する美術館

国立西洋美術館は、

Opportunity
美術と出会い、人と出会うさまざまな場を提供します。
People
開かれた、人々のための美術館です。
Enjoyment
美術館を楽しむためのプログラムを行います。
Networking
多様な人々や機関との連携、コミュニケーションを図ります。

OPEN museumの活動

美術を通して人々が出会う開かれた美術館を目ざして、参加者のスタイルに合わせて、ひとりでも家族でもグループでも参加できるように、多様なプログラムを行います。これまでに行ってきたファミリー・プログラムやクリスマス・プログラムなど既存のプログラムを充実させるとともに、新しいメディアの可能性も探っていきます。

2007年度〜

FUN DAY

美術や美術館を楽しむためのプログラムを用意して、当館を終日開放します。お好きな時間に、お好きなプログラムにご参加いただけます。

レクチャー・コンサート

展覧会の作家や作品に関連した内容で構成される、レクチャーつきのコンサートです。音楽はもちろんのこと、曲や作曲家に関するレクチャーを通じて、展覧会を新たな視点から楽しんでいただきます。

祈りの中世‐ロマネスク美術写真展(新館2階 版画素描展示室)

2007年6月12日(火)〜8月26日(日)
11世紀から12世紀にかけてヨーロッパで生まれたロマネスク美術。そのほとんどがキリストの教えに基づき、聖書の物語や教義、幾何学文様などの図像が修道院や聖堂の建物で展開されました。本展は写真家・六田知弘氏が撮影したフランス・スペイン五つの宗教建築によってロマネスク美術を紹介します。

ル・コルビュジエと国立西洋美術館(本館1階 19世紀ホール、新館2階 版画素描展示室)

2009年6月4日(木)〜8月30日(日)
日本におけるル・コルビュジエ受容の証であり、戦後の日仏文化交流の起点でもあった本館の歴史を、写真や資料によってたどります。さらに、彼が作成した12点の設計図面やスケッチ、模型などから本館の構想を検証します。

かたちは、うつる―国立西洋美術館所蔵版画展(企画展示館)

2009年7月7日(火)〜8月16日(日)
ルネサンス期のデューラーから、17世紀のカロやレンブラント、18世紀のピラネージやゴヤ、19世紀のドーミエやクリンガーに至る、西洋版画史を語るうえで欠かせない重要な芸術家の優品約130点をはじめてまとまった形で紹介します。

ローマ 未来の原風景 by HASHI(新館2階 版画素描展示室)

2009年9月19日(土)〜12月13日(日)
ニューヨークを拠点に世界で活躍しているHASHIこと橋村奉臣氏による、HASHIGRAPHY(ハシグラフィー)と命名された独自の手法によって制作された、ローマに取材した作品約50点を紹介します。

ファミリー・プログラム どようびじゅつ

6才〜10才の子供と同伴の大人を対象に、鑑賞と創作をセットにした申込制の楽しいプログラムです。

クリスマス・プログラム

クリスマスは、キリストの降誕を祝うお祭です。クリスマスとキリストに関係のある作品の紹介などを中心とするプログラムや、申込不要のクリスマスにまつわるコンサートなどを行います。

映像ガイド

モネの絵画やロダンの彫刻など、国立西洋美術館の代表的な所蔵作品に関するオリジナル映像を本館ロビーで上映しています。

拡大パネル
本館ロビーに所蔵作品を拡大したパネルを掲示しました。

これまでのパネル

2007年7月〜2008年9月クロード・モネ《睡蓮》
2008年9月〜2009年10月ポール・シニャック《サン=トロぺの港》
2009年10月〜2010年3月クロード・モネ《陽を浴びるポプラ並木》