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過去の展覧会
イタリア版画展―新収作品を中心に

イタリア版画展―新収作品を中心に

画像:《キリスト埋葬(第1ヴァージョン)》
パルミジャニーノ(本名フランチェスコ・マッツォーラ)
《キリスト埋葬(第1ヴァージョン)》
エッチング、ドライポイント

会期
2013年9月6日(金)〜11月17日(日)
開館時間
午前9時30分〜午後5時30分
毎週金曜日:午前9時30分〜午後8時
※入館は閉館の30分前まで
※上野公園での明かりと稔りのフェスティバル「創エネ・あかりパーク(R)2013」 開催にあわせ、11月2日(土)及び11月3日(日)は夜8時まで開館します(入館は閉館の30分前まで)。
休館日
月曜日(ただし、9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館、翌火曜日休館)
会場
国立西洋美術館 版画素描展示室
主催
国立西洋美術館
観覧料金
当日:一般420円(210円)、大学生130円(70円)
※本展は常設展の観覧券、または「ミケランジェロ展」の観覧券でご覧いただけます。
※( )内は20名以上の団体料金
※高校生以下及び18歳未満、65歳以上は無料
(入館の際に学生証または年齢の確認できるものをご提示ください)
※心身に障害のある方および付添者1名は無料(入館の際に障害者手帳をご提示ください)

今回の小企画展では、最近収蔵した版画を中心に、イタリアで生み出された作品を特集します。
イタリアがルネサンス発祥の地であること、西洋において美術の中心地のひとつであり続けたことは、周知のとおりです。イタリアの絵画や彫刻、建築は西洋において圧倒的な影響力を有し、時代の流行を形作りましたが、版画の名品も数多く生み出されています。また、版画は1点ものの絵画とは異なり、ひとつの版から多くの枚数を刷ることができるため、イタリアの最新の様式や図像がヨーロッパ中に伝播するうえで、絶大な力を発揮しました。さらには、王侯の結婚式のようなイベントを記録してその模様を伝えるためにも、版画は活用されました。
当館は本展でご紹介する作品以外にも、イタリアの版画を数多く所蔵しています。ただし今回は、最近購入した作品、あるいはこれまであまり展示されてこなかった作品を選択しました。作品の多くは、初めて公開されるものです。当館の地道な収集活動をご理解いただくと同時に、様々な顔を持つイタリアの版画の面白さを味わっていただければ幸いです。

画像:《魔女の集会(ストレゴッツォ)》
マルカントニオ・ライモンディ/ アゴスティーノ・ヴェネツィアーノ(本名アゴスティーノ・デイ・ムージ)
《魔女の集会(ストレゴッツォ)》
エングレーヴィング

出品リスト(PDFファイル 約185KB)画像:PDF