学校ー来館プログラム
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国立西洋美術館では、年間を通じて、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学、特別支援学校など様々な学校を対象に鑑賞プログラムを行っています。各校の来館目的に応じて、スクール・ギャラリートーク、アクティビティブック、オリエンテーション、職場訪問などを利用いただくことができます。先生方には事前の打ち合わせの際に学校の要望や生徒の様子を教えていただき、学校と美術館の協力によって子どもたちの心に残る美術館体験を共に目指します。オンラインでの実施や特別な支援などもまずはお気軽にご相談ください。
スクール・ギャラリートーク
10人以下のグループに分かれ、1点の作品に約 15分間をかけて3点を鑑賞する対話型のギャラリートークです。解説を聞くのではなく、子どもたち自身が作品をじっくり見て様々な発見や解釈を話し合います。時には体を動かしたりツールを使ったりしながら、主体的に作品を鑑賞します。各グループにボランティア・スタッフがついてサポートします。
はじめて美術館に来る子どもたちにも楽しんでもらえるよう、国立西洋美術館の常設展示から様々なジャンルと時代の美術作品を選んだ、ハイライト・ツアーです。グループごとに見る作品は異なります。

実施時期 | 休館日・祝日を除く火曜日~金曜日 |
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人数 | 60名まで |
トーク時間 | 45分程度 |
利用例(90分) | トイレ、整列、あいさつ(15分)⇒トーク3作品(45分)⇒自由に鑑賞(30分) |
場所 | 常設展展示室 ※企画展では行っていません |
アクティビティブック
楽しく作品を見るためのアクティビティが載っている小冊子です。自分が気になる作品について、書き込みながら鑑賞することができます。先生は来館前に下記データをダウンロードにてご確認ください。来館の1か月前にお申込みの上、当日はえんぴつとボードをご持参ください。

人数 | 制限はありません |
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もちもの | えんぴつ、ボード |
オリエンテーションと併用した利用例(90分) | 講堂へ移動、トイレ、ブックの配布(15分)→オリエンテーション(30分)→ブックを使って自由に鑑賞(40分) |
場所 | 常設展展示室内外 |
オリエンテーション
60名以上での団体に向けた、講堂のスライドを用いるオリエンテーションです。子どもたちは、教育普及担当職員の問いかけに答えながら作品鑑賞します。全員で同じ作品画像を見て行います。常設展示だけでなく企画展示にも対応します。
人数 | 60名以上 ※現在は少人数でも実施しています。ご相談ください。 |
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所要時間 | 40分程度 |
利用例(90分) | 講堂への移動、トイレ、整列(10分)→オリエンテーション(40分)⇒自由に鑑賞(40分) |
場所 | 講堂 |
職場訪問
キャリア教育に対応する、美術館で働く職員へのインタビューです。来館2週間前までに聞きたいことをお送りください。初めて美術館へ来る子どもたちも多いため、時間が許す場合は常設展示室の作品を2、3点を鑑賞します。
所要時間 | 40分程度 |
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場所 | 展示室など |
特別支援学校
盲学校、聾学校、自閉症児等、特別支援学校へのプログラムを行っています。子どもたちの様子や学校のご希望に合わせ、模型や作品の触察なども行っています。お電話にてご連絡ください。
申込方法
1、訪問予定日の1か月前までに、お電話にて予約の空き状況をご確認ください。
学校の先生よりお申し込みください。
- 電話番号
- 03-3828-5198
- 申込受付時間
- 月~金 10:00~17:00
2、申込用紙をプリントアウトし、FAXにてお送りください。
3、当館からの予約確認書をFAXにて受け取り申し込みが完了します。
当日までに、下見や打ち合わせをされることをおすすめします。
来館当日は予約確認書がチケットの引換券となりますので必ずお持ちください。
観覧料
- 常設展
- 高校生以下と引率教員は無料です。
- 企画展
- 幼保・小・中・特別支援学校生と引率教員は無料です。
プログラムに参加しない観覧についてはこちらのページをご覧ください。
FAQ
- Qどんな作品を見るの?
- Aはじめて美術館に来る子どもたちにも楽しんでもらえるよう、国立西洋美術館の常設展示から様々なジャンルと時代の美術作品を選びます。
- Q食事をする場所はあるの?
- A団体で食事できる場所が残念ながらありません。昼食の場所はそれぞれでお探しくださいますようお願いします。また、館内には給水機が2カ所しかありません。夏季の来館には水筒をご持参ください。
- Q荷物は預かってもらえるの?
- A手荷物はなるべく少なくするようにお願いします。団体専用のクロークはありませんが、臨時に荷物をまとめて預かることはできますので、予約時に荷物置き場の必要をお知らせください。
- Qメモやスケッチなどはできるの?
- A展示室内では、鉛筆のみ使用可です。シャープペンシル、ボールペン、消しゴム等は使用できません。(スクール・ギャラリートークをご希望される場合は、ギャラリートーク実施中のメモはできません。)
- Q子どもたちの様子を撮影できるの?
- A学校関係者による展示室内での記録撮影は可能です。ただし、フラッシュなし、三脚なしでお願いいたします。他のお客様の映り込みや、撮影禁止作品のマークにはご注意ください。また、腕章を着用いただきますので、その旨お申し出ください。
『西洋版画を視る』熟覧プログラム[大学生以上対象・事前申込制]
国立西洋美術館が所蔵する版画作品を、額装のされていない状態で直接見る体験プログラムです。技法による線の違い、作者による表現の違いなど、直接紙面に近づくからこそ体感できる詳細までをじっくりと「視て」いきます。
期間限定(夏期)のプログラムとなりますので、年度ごとのお知らせをご確認ください。