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ステーファノ・デッラ・ベッラ
《カルロ・カントゥ》
1646年
国立西洋美術館

  • [版画素描展示]
  • アウトサイダーズ
  • 2010年12月10日(金)〜2011年2月13日(日)
  • 会期:
    2010年12月10日(金)〜2011年2月13日(日)
    会場:
    国立西洋美術館 版画素描展示室

西洋の歴史を振り返ると、かつて特異な目で見られる人々がいたことに気づきます。外国人をはじめ普段目にしない人、見かけや言動の変わった人などです。少数派であったこれらの人々は、しばしば蔑まれ、好奇の対象となりながらも、時には西洋人たちのロマンを映し出す存在でもありました。彼ら社会の「よそ者たち(アウトサイダーズ)」は、それゆえ、大多数の人々の眼差しのあり方を教えてくれる存在でもあります。 この小企画展には、かつての西洋人たちが「よそ者たち」に注いだ眼差しを感じさせる、当館の所蔵版画が展示されます。作品は16世紀から19世紀までにまたがりますが、中心となるのは、17世紀の版画です。この時代の西洋は新大陸や東洋に進出して、それまで見たことのなかった多くの「よそ者たち」を発見しましたが、同時に、西洋に近代国家が生成し、社会のヒエラルキーが確立することによって、内部の「よそ者たち」が以前にも増して顕在化していったのです。特にフランスの版画家ジャック・カロは、鋭い観察眼によって彼らを生き生きと描き出しています。展示されるさまざまな「よそ者たち」は、時代の空気を私たちに伝えてくれることでしょう。

出品リスト(PDFファイル約241KB)

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