過去のコンサート
ジャック・カロ―リアリズムと奇想の劇場展 レクチャー・コンサート
「ハープによる奇想の劇場」
ジャック・カロは多くの連作を手がけ、本展覧会にもそのいくつかが出品されています。
ハープによる本コンサートは、カロの作品がもつ奇想やグロテスクの要素をそれぞれの曲を通じて表現しながら、連作のように、全体でひとつの物語を生み出そうとするものです。
また、本コンサートのために「ジャック・カロ」のアルファベット表記(Jacques Callot)を音名に移した新作を、作曲家・徳山美奈子氏が書きおろしました。カロの名から生まれる謎めいた、しかし魅力的な響きをお楽しみください。

- 日時
- 2014年5月22日(木)18:00〜20:00(開場 17:30)
- 企画・構成
- 瀧井敬子(くらしき作陽大学特任教授)
- 演奏
- 景山梨乃(ハーピスト)
- 作曲
- 徳山美奈子
- 場所
- 企画展会場ロビー(地下2階)
- 定員
- 100名
- チケット
- 1500円(税込)全席自由チケットは完売しました
※チケットは、当館インフォメーション窓口のみで4月22日(火)より販売開始します。
電話等による事前予約や郵送等による販売は行っておりません。
※チケットの払い戻し、再発行はいたしません。
※枚数限定につき売り切れの場合はご容赦ください。
※展覧会の鑑賞については、別途観覧券(未使用)が必要です。
お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
曲目
- 徳山美奈子作曲「ジャック・カロの謎の微笑み」
- アンリエット・ルニエ作曲「小鬼の踊り」
- アンリエット・ルニエ作曲「伝説〜ルコント・ド・リール」
- マリウス・コンスタン作曲「ハルパリュケ」
- 他
ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年
レクチャー・コンサート
古典楽器の演奏と展覧会の解説をお聞きいただきます。
- 日時
- 8月18日(土)、8月21日(火)各日14:00−15:30
※2回とも内容は同じです。 - 演奏
- 前田りり子(ルネサンス・フルート奏者)、ソフィオ・アルモニコ
- レクチャー
- 前田りり子、高梨光正(国立西洋美術館主任研究員)
参加方法
- 会場
- 国立西洋美術館講堂(地下2階)
- 定員
- 各回先着140名(聴講無料、ただし聴講券と本展の観覧券が必要です。)当日12:00より、館内インフォメーションにて、本展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配布します。会場へは開演の30分前からご入場いただけます。
カポディモンテ美術館展 レクチャー・コンサート
「絵画から聞こえてくる音楽」
展覧会に出品されている作品をスクリーンに映しながら、本展覧会を目と耳で共感覚的に味わう趣向のコンサートです。ティツィアーノ・ヴェチェッリオ作《マグダラのマリア》を見ながらフレスコバルディ作曲の「宗教的ソネット 十字架の下のマッダレーナ」をというように、絵画と主題を同じくする歌曲をお聴きいただきます。
瀧井敬子のトークに、カウンターテナー歌手の彌勒忠史氏のトークを織り交ぜながら、ファルネーゼ家をはじめとするイタリア・ルネサンスおよびバロック期における貴族の音楽趣味だけでなく、食卓のメニューやマナーについてもお話しする予定です。

- 日時
- 2010年7月14日(水)18:00〜20:00(17:30開場)
- 企画・トーク
- 瀧井敬子(東京藝術大学客員教授)
- 演奏
- 彌勒忠史(カウンターテナー)、シルヴィア・ランバルディ(チェンバロ)
- 場所
- 企画展会場ロビー(地下2階)
- 定員
- 100名
- チケット
- 1500円(税込)全席自由チケットは完売しました
※チケットは、当館インフォメーション窓口のみで6月12日(土)より販売開始します。
電話等による事前予約や郵送等による販売は行っておりません。
※チケットの払い戻し、再発行はいたしません。
※枚数限定につき売り切れの場合はご容赦ください。
※展覧会の鑑賞については、別途観覧券(未使用)が必要です。
お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
曲目
- C.モンテヴェルディ「主を讃えよ」
- G.フレスコバルディ「宗教的ソネット 十字架の下のマッダレーナ」
- T.メールラ「子守唄による宗教的カンツォネッタ さあ、眠りなさい」
- G.B.バッサーニ「アドニスの死に涙するヴィーナス」
- G.F.ヘンデル「私を泣かせてください」“リナルド”より
- 他
ル・コルビュジエと国立西洋美術館
ル・コルビュジエの「無限成長美術館」構想が実現されている本館を会場にして、その空間を音楽で体感する第一部と、会場を企画展会場ロビー(地下2階)に移し、マリンバ5台の演奏でクライスラーなどル・コルビュジエの時代の名曲を楽しむ第二部とで構成されます。

- 日時
- 2009年6月23日(火)18:00〜20:00
2009年6月24日(水)18:00〜20:00
※2日ともプログラムは同じです。 - 定員
- 各日50名(全席自由)
- チケット
- 1500円(税込)チケット完売しました。
※チケットは5月23日(土)より館内インフォメーションにて発売します。 - 企画・トーク
- 瀧井敬子(東京藝術大学客員教授)
- 演奏
- 藤本隆文(東京藝術大学准教授)とマリンバアンサンブル quint(青木紗央・篠田浩美・久米彩音・牧野美沙)
※通信販売、当館以外での販売はありません。
※電話等による事前予約は行いません。
※展覧会の鑑賞については、別途鑑賞券(未使用)が必要です。
お問い合わせ:(03)5777-8600(ハローダイヤル)
曲目
第一部
- 福士則夫:ソロパーカッションのためのグラウンド
- 武満 徹:雨の樹 3人の打楽器奏者のための
- S.ライヒ:木片の音楽
- I.クセナキス:ルボンより[b]
第二部
- I.クライスラー:愛の喜び、ウィーン奇想曲、踊る人形、プレリュードとアレグロ
- F.ドナトーニ:「オマー」より、1.
- P.サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
コローの音楽趣味
二部構成によるレクチャー・コンサートです。コローの絵画には、しばしば楽器が登場します。マンドリンもそのひとつ。彼の時代にマンドリンはガット弦からスチール弦に変わり、演奏法もこれに伴って変化しました。第一部ではこのマンドリンにフォーカスを当てます。コローは音楽をたいへん好み、オペラやコンサートなどの演奏会によく出かけていました。演奏会の間には演奏者の姿をスケッチし、ハープ奏者を描いたものも残されています。第二部ではハープ音楽を通して、コローの繊細かつ指摘な音楽への好尚を探ります。

- 日時
- 2008年7月10日(木)18:00~20:00(17:30開場)
- 企画・トーク
- 瀧井敬子(東京藝術大学演奏藝術センター客員教授)
- 演奏
- 青山忠、小野朋子(マンドリン)、岩城晶子(ハープ)、北川森央(フルート)、原裕子(ヴィオラ)
- 場所
- 企画展会場ロビー(地下2階)
- 定員
- 100名
- チケット
- 1500円(税込)全席自由チケット完売しました。
チケットは、当館インフォメーション窓口のみで6月1日(日)より販売開始します。
電話等による事前予約や郵送等による販売は行っておりません。
チケットの払い戻し、再発行はいたしません。
枚数限定につき売り切れの場合はご容赦ください。
お問い合わせ:03−5777−8600(ハローダイヤル)
曲目
第一部
- モーツァルト:オペラ《ドン・ジョヴァンニ》より、「カンツォネッタ」
- ムニエル編曲:
《マンドリンのための二重奏曲》より
ベートーヴェン作品などいろいろなオーケストラ曲のなかのマンドリン - ヴィヴァルディ:2つのマンドリンのための協奏曲
マンドリン:青山忠、小野 朋子
第二部
- ルニエ:伝説―ルコント・ド・リールの「妖精たち」による
- グルック:オペラ《オルフェオとエウリディーチェ》より、「聖霊の踊り」
- サン=サーンス作曲:ロマンス
- ドビュッシー作曲:フルート、ハープ、ヴィオラのためのソナタ
ハープ:岩城晶子 フルート:北川森央 ヴィオラ:原 裕子
「音楽の都パルマ −メルロとヴェルディ−」
2部構成によるレクチャー・コンサートです。第1部では、パルマ展に肖像画が出品されているクラウディオ・メルロ(1533-1604)の軌跡を辿ります。メルロはオルガニストとしてパルマで大活躍しました。第2部では、ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901)の合唱曲をとりあげます。ヴェルディはパルマ近くのブッセート生まれ。オペラ《ナブッコ》のなかの有名な「黄金の翼に乗って想いは翔る」をはじめとして、ヴェルディの合唱曲は今もパルマの人々に愛唱されています。
- 日時
- 2007年6月30日(土)18:00−20:00(17:30開場)終了しました
- 企画・トーク
- 瀧井敬子(東京芸術大学演奏芸術センター客員教授)
- 演奏
- 脇田英里子(オルガン)/高橋明日香(リコーダー)/コロ・リベラ・ストラーダ(合唱)/辻博之(合唱指揮)
- 場所
- 展覧会会場ロビー(地下2階)
- チケット
- 1,500円(税込)全席自由
定員=100名