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過去の展覧会小企画展
美術館の(わる)ものたち

パンフレット
会期
2023年6月27日(火)~9月3日(日)
開館時間
9:30~17:30
毎週金・土曜日:9:30~20:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日、7月18日(火)(ただし、7月17日(月・祝)、8月14日(月)は開館)
会場
新館2階 版画素描展示室
観覧料金
一般500円(400円)、大学生250円(200円)
本展は常設展の観覧券または企画展「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」(7月4日(火)~9月3日(日))観覧当日に限り、同展観覧券でご覧いただけます。
※( )内は20名以上の団体料金(要予約)
※高校生以下及び18歳未満、65歳以上は無料(入館の際に学生証または年齢の確認できるものをご提示ください)
※心身に障害のある方及び付添者1名は無料(入館の際に障害者手帳をご提示ください)
※7月9日(日)、8月13日(日)、9月3日(日)は本展及び常設展は観覧無料(Kawasaki Free Sunday)
※8月26日(土)は本展、常設展及び企画展は観覧無料(にぎやかサタデー)
主催
国立西洋美術館
協力
西洋美術振興財団
広報資料

ポスター (PDF 1.19MB)

お問合せ
050-5541-8600(ハローダイヤル)

国立西洋美術館には「悪ものたち」がたくさんいます。もちろん、職員のことではありません。当館が所蔵する作品のなかの話です。お金に目がくらむ若者、若い女性にうつつを抜かし、あるいは嫉妬する老人、盗人、等々。悪魔や魔女といった悪を象徴する存在や、その手先たちもうごめいています。そして私たちが何よりも恐れる「死」は、いかにも悪ものらしい憎々しげな骸骨として、あらゆる時代の作品に登場します。

これら(人間に限らぬ)悪ものたちは忌むべき存在のはずですが、画面のなかでは個性あふれる、時にコミカルな姿で表わされ、しばしば善人や天使、聖人たちよりも魅力を放っています。私たちは描かれた悪ものたちに、芸術家の空想のはばたきを感じ、楽しむことができるでしょう。

ところで、はるか昔に描かれた「悪」や「正しくないこと」には、現代と共通することもあれば、理解に苦しむこともあります。人を殺したり、嫉妬したりといったことは私たちにとっても「悪」や「良くないこと」ですが、たとえば「大食い」が罪とされるのには違和感を覚えるのではないでしょうか。善悪の線引きは、不変の場合もあれば、時代や地域、つまり社会によって揺れ動く場合もあります。悪ものたちの多様な姿を通じて、かつての西洋の価値観の一端にも触れてください。版画数十点に加え、絵画数点を展示予定です。

PDF出品リスト(PDF 1.10MB)

  • 画像:騎士と死と悪魔
    アルブレヒト・デューラー
    《騎士と死と悪魔》
    1513年 エングレーヴィング 国立西洋美術館
  • 画像:海辺に立つブルターニュの少女たち
    マルカントニオ・ライモンディ、アゴスティーノ・ヴェネツィアーノ
    《魔女の集会(ストレゴッツォ)》
    エングレーヴィング 国立西洋美術館
  • 画像:悲嘆、海の犠牲者
    ステーファノ・デッラ・ベッラ
    『死』:(1)トランペットをもち馬に乗る死
    1648年 エッチング 国立西洋美術館
  • 画像:『人生のうるわしき日々』:(97)金づるのカモの羽をむしりにやつらが戻ってきた
    オノレ・ドーミエ
    『人生のうるわしき日々』:(97)金づるのカモの羽をむしりにやつらが戻ってきた
    1846年 リトグラフ 国立西洋美術館