過去の展覧会
大英博物館 古代ギリシャ展 究極の身体、完全なる美
大英博物館 古代ギリシャ展 究極の身体、完全なる美
- 会期
- 2011年7月5日(火)〜2011年9月25日(日)
- 会場
- 国立西洋美術館 企画展示室
- 主催
- 国立西洋美術館、大英博物館、朝日新聞社、NHK、NHKプロモーション
- 後援
- 外務省、文化庁、ブリティッシュ・カウンシル
- 協賛
- 花王、みずほ銀行、三菱商事、大伸社、大塚製薬
- 協力
- チャイナエアライン、日本航空、ルフトハンザ カーゴ AG、西洋美術振興財団
- 入場者数
- 257,400人
- 関連書籍
- 大英博物館 古代ギリシャ展 −究極の身体、完全なる美
[東京] : 朝日新聞社, 2011
232p ; 27cm
ISBN: 978-4-906536-59-7 - 巡回
- 神戸市立博物館
〒650-0034神戸市中央区京町24
2011年3月12日(土)〜6月12日(日)(会期終了)
人体表現は西洋美術の中心的なテーマのひとつです。西洋美術史において、このテーマにはじめて徹底的かつ真摯に取り組んだのは古代ギリシャ人でした。ギリシャ人は神も人間と同じ姿であるとみなしていました。その神や人間を「身体」という現実の形で表すことは、ギリシャ人が人間について考え、神について考えるときに欠かすことのできない手段だったのです。同時に、身体を絵画や彫刻によって形作りながら、ギリシャ人は来る日も来る日も美の原理を―美しい表現とは何であるのか、そしてどのようにして実現できるのかを―追い求めました。
本展では、大英博物館の貴重なコレクションを通して、ギリシャ人が作り上げた身体美の世界をさまざまな観点から紹介します。アスリートの鍛え抜かれた肉体や女神の官能的な裸体から、老いや醜さを表した赤裸々な姿まで、時空を越えて今もなお輝き続ける古代ギリシャの美を存分にお楽しみください。