過去の展覧会
[企画展示室]
クラーナハ展―500年後の誘惑
[企画展示室]
クラーナハ展―500年後の誘惑
- 会期
- 2016年10月15日(土)〜2017年1月15日(日)
- 開館時間
- 午前9時30分〜午後5時30分
毎週金曜日:午前9時30分〜午後8時
※入館は閉館の30分前まで
※クラーナハ展は土曜日の夜間開館はありません。 - 休館日
- 月曜日(ただし、2017年1月2日(月)、1月9日(月)は開館)、
2016年12月28日(水)〜2017年1月1日(日)
※1月10日(火)は開館します。 - 主催
- 国立西洋美術館、ウィーン美術史美術館、
TBS、朝日新聞社 - 後援
- 外務省、オーストリア大使館、
BS-TBS、TBSラジオ、J-WAVE - 特別協賛
- 大和ハウス工業
- 協賛
- 大日本印刷
- 協力
- オーストリア航空、ルフトハンザカーゴ AG、ルフトハンザ ドイツ航空、アリタリア-イタリア航空、日本航空、日本通運、西洋美術振興財団
- 観覧料金
- 当日:一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円
前売/団体:一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円
※上記前売券は2016年7月15日(金)〜10月14日(金)まで販売。 ただし、国立西洋美術館では2016年10月13日(木)まで販売。
※2016年10月15日(土)からは当日券販売。
※団体料金は20名以上。
※中学生以下は無料。
※心身に障害のある方および付添者1名は無料(入館の際に障害者手帳をご提示ください)。 - 関連書籍
- クラーナハ展―500年後の誘惑
展覧会カタログ
2016年発行、284頁、高さ30.4cm
ISBN:978-4-906908-18-9 - 巡回
- 国立国際美術館
2017年1月28日(土)〜4月16日(日) - 入館者数
- 174,957人
ルカス・クラーナハ(父、1472-1553年)は、ヴィッテンベルクの宮廷画家として名を馳せた、ドイツ・ルネサンスを代表する芸術家です。大型の工房を運営して絵画の大量生産を行うなど、先駆的なビジネス感覚を備えていた彼は、一方でマルティン・ルターにはじまる宗教改革にも、きわめて深く関与しました。けれども、この画家の名を何よりも忘れがたいものにしているのは、ユディトやサロメ、ヴィーナスやルクレティアといった物語上のヒロインたちを、特異というほかないエロティシズムで描きだしたイメージの数々でしょう。艶っぽくも醒めた、蠱惑的でありながら軽妙なそれらの女性像は、当時の鑑賞者だけでなく、遠く後世の人々をも強く魅了してきました。
日本初のクラーナハ展となる本展では、そうした画家の芸術の全貌を明らかにすると同時に、彼の死後、近現代におけるその影響にも迫ります。1517年に開始された宗教改革から、ちょうど500年を数える2016-17年に開催されるこの展覧会は、クラーナハの絵画が時を超えて放つ「誘惑」を体感する、またとない場になるはずです。