本文へ

当サイトでは、お客様の当サイトの利用の向上、アクセス履歴に基づく広告、本サイトの利用状況の把握等の目的で、クッキー(Cookie)、タグ等の技術を利用しています。「同意する」ボタンや当サイトをクリックすることで、上記の目的のためにクッキーを利用すること、また、皆様のデータを提携先や委託先と共有することに同意いただいたものとみなします
詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

過去の展覧会
[企画展示室]
アルチンボルド展

[企画展示室]
アルチンボルド展

会期
2017年6月20日(火)〜2017年9月24日(日)
開館時間
午前9時30分〜午後5時30分
毎週金・土曜日:午前9時30分〜午後9時
(ただし6月23日、24日は午前9時30分〜午後8時)
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日(ただし、7月17日、8月14日、9月18日は開館)、7月18日(火)
主催
国立西洋美術館、NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社
協賛
損保ジャパン日本興亜、大日本印刷、ブレンボ、三井住友銀行
協力
アリタリア‐イタリア航空、全日本空輸、西洋美術振興財団
観覧料金
当日:一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円
前売/団体:一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円
※上記前売券は2017年3月21日(火)〜2017年6月19日(月)まで販売。ただし、国立西洋美術館では2017年3月21日(火)〜2017年6月18日(日)まで販売。
※2017年6月20日(火)からは当日券販売。
※団体料金は20名以上。
※中学生以下は無料。
※心身に障害のある方および付添者1名は無料(入館の際に障害者手帳をご提示ください)。
関連書籍
アルチンボルド展
展覧会カタログ
2017年発行、244頁、高さ28cm
ISBN:978-4-907442-19-4
入館者数
365,562人

ジュゼッペ・アルチンボルド(1526-1593年)は、16世紀後半にウィーンとプラハのハプスブルク家の宮廷で活躍した、イタリア・ミラノ生まれの画家です。自然科学に深い関心を示したマクシミリアン2世、稀代の芸術愛好家として知られるルドルフ2世という神聖ローマ皇帝たちに寵愛されたアルチンボルドは、歴史上でもひときわ異彩を放つ、宮廷の演出家でした。そんな「アルチンボルド」の名は何よりも、果物や野菜、魚や書物といったモティーフを思いがけないかたちで組み合わせた、寓意的な肖像画の数々によって広く記憶されています。奇想と知、驚異と論理とが分かちがたく交錯するそれらの絵画は、暗号のようにして豊かな絵解きを誘い、20世紀のシュルレアリスム以後のアーティストたちにも、大きな刺激を与えました。

本展は、世界各地の主要美術館が所蔵するアルチンボルドの油彩約10点や素描を中心に、およそ100点の出品作品により、この画家のイメージ世界の生成の秘密に迫り、同時代の文脈の中に彼の芸術を位置づけ直す試みです。日本で初めて、アルチンボルドのユーモアある知略の芸術を本格的にご紹介するこの機会を、どうかご期待ください。

この他、講演会スライドトークも予定されています。詳細はそれぞれのページをご覧ください。

出品リスト(PDFファイル 約844KB)画像:PDF